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    2009
    04.03

    「哀しみの終わるとき」野口五郎

    Category: シングルA面
    「哀しみの終わるとき」野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・筒美京平 編曲・筒美京平

    1975年4月21日発売A面

    「甘い生活」「私鉄沿線」と大ヒットのあとのこの作品は
    1位は獲得できませんでしたが オリコンチャートでも2位に輝く
    五郎さんの大人の歌手としての実力を感じさせる胸に沁みる歌唱です。

    私は特にこのレコードジャケットが大好きでした。
    いつも下敷きにこのジャケットをはさんで 王子さまのように美しい五郎さんのお顔を
    授業中もながめてついうっとり。
    ますます勉強にも熱が入り、やる気が湧いて成績も上がりました。(矛盾してるけどそれでいいのだ)
    柔らかそうなきれいな髪 こんな髪型にいつもしたかったけれど
    ちっとも近づけなかったです。

    この作品は 3拍子でマンドリンの響きが心地よく
    五郎さんのやさしい歌声に胸がきゅんきゅんってしていました。
    しかし切なさのイメージが固定してしまった感じもありました。
    この曲のあとに一曲「歌がある限り」をシングルカットしてほしかったというのが
    私の正直な想いです。

    でも この「哀しみの終わるとき」も優しくてとても好きです。
    最近ではあまり歌われる機会もありませんが
    五郎さんの黄金期の 輝かしい時代を支えた一曲であることに間違いありません。

    この頃病気で入院された五郎さんでしたが
    この時病気で倒れられていなければ・・・
    さらにものすごい勢いで 歌謡界を爆走され、
    何かが違っていたかもしれませんが
    神様が ここで少し休みなさい、とおっしゃったのでしょう。

    息の長い歌い手となられたのは
    このひと休み、が効いているかもしれません。
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    コメント
    若い頃にはなかった哀しみや苦しみを味わうことがありますよね。そんなときこの曲のタイトルを思いだし「哀しみの終わるとき」が早く来てくれないかな、なんて思います……頑張らないとね「こんな髪型にしたかったけどちっとも近づけなかった」 …わかります僕も五郎さんのあの髪型に憧れて(あそこまでロングは無理にしても少し肩にかかるぐらいまで…)と思い伸ばし始めた事がありました。しかし僕の場合、髪質が硬く、癖毛なので五郎様には程遠い菅原洋一みたいになってしまい、諦めました
    この曲を初めて聴いたときは「綺麗な曲だけどチョット暗すぎるなぁ」 でした。甘い生活も私鉄沿線も暗い曲だけど「死」と言う言葉が入ってるから余計そう感じたのでしょうね。でもとーっても好きな曲です
    季節風dot 2010.10.06 06:31 | 編集
    季節風さんありがとう。

    人生って 死ぬ時に プラスマイナスゼロだ、って
    誰がが言ってた。
    私もそう思っているの。

    いい時ばかりではないけれど
    悪い時もそんなに続かないものだと思ってます。
    どんなことがあっても 乗り越えられるのが人生なのよ。
    悲惨な思いも何度もあったけれど
    でも 乗り越えてこそわかる 素晴らしい人生です。
    季節風さんも頑張ってね!

    五郎さんは髪もとってもきれいでした。
    同じ髪型にしようと みんなが憧れた時代です。

    >髪質が硬く、癖毛なので五郎様には程遠い菅原洋一みたいになってしまい、

    わらった~~っ!!
    季節風さん おもしろいです。
    そんなことないとおもうけれど大爆笑!!
    のりえdot 2010.10.07 12:02 | 編集
    菅原洋一さんでとっても素敵な方なんですけどねそれに菅原さんは僕と同じ兵庫県出身、むかし母がファンだったこと、五郎さんと同じレコード会社だったことなどで、何となく親近感を覚えたりしますそういえば昔のポリドールのカレンダー(レコード買うと時々貰えた)は、一年のスタート(1月)がジュリー沢田研二さんで、一年の締めくくり(12月)が五郎さん、そしてその間に挟まれた9月とかが菅原洋一さんでした。なんか菅原洋一さんの話しばかりになってしまいましたねガンバレ!菅原さんも五郎さんも
    季節風dot 2010.10.07 17:55 | 編集
    季節風さんありがとう

    うんうん 洋一さん
    私も好きですよ~~っ

    当時ハンバーグ、なんて 言われてませんでした?
    私の父が好きだったのですよ。
    温かい歌声ですよね。

    ポリドールといえば やっぱり五郎さんとじゅりーと洋一さんでしたよねっ。
    みなさん 本当に甘いムードがありましたね。

    カレンダーなんてもらったことないけれど
    そんなすてきなものがあったのですね~っ!!
    あとの月 誰だってのだろう~~っ。
    妙に知りたいです。(困った)

    私の6歳上の姉がジュリーのファンだったのですよ。
    だから いっぱいジュリーの歌も聴いてました。

    そしてお三人の共通点としては
    東海林修先生の作品を多く歌われている、という点でしょうか。

    私は洋一さんもジュリーも 先生の作品は
    全部聴きましたけれど 素晴らしいですよ!

    でも五郎さんが一番幸せかなっ。
    大きな愛の歌をいっぱい作っていただけましたものね。

    季節風さんは兵庫出身なのですね。
    兵庫もいいところですよね。

    のりえdot 2010.10.08 00:17 | 編集
    言われてましたよね、洋一さん 僕はハンバーグ大好きなので名前を聞いただけで食べたくなりますまるでお子ちゃま
    ポリドールのカレンダー、他の月は…テレサテンさん加藤トキコさん渡哲也さん、あとは…覚えてないです ちなみに僕はテレサテンさんの曲では「つぐない」が、沢田研二さんの曲では「時の過ぎゆくままに」が1番好きです。今回のカバーアルバムではどちらも違う曲だったのでチョット残念な気もしました。と言うか、カバーアルバムなんかよりオリジナルアルバムを聴きたいよ~と言うのが本心ですけどね
    季節風dot 2010.10.08 12:06 | 編集
    あぁ 教えてくださってありがとうっ
    すてきな歌手ばかりですよね。
    私もそれぞれ レコードとかカセットとか買いましたけれど
    なにせ私たち 「本物」を聴いて育ったものだから
    耳が肥えていて(*^^*)
    そして小さいときからムードのある方の歌が好きでした。

    カバーアルバムもとっても楽しめましたっ。
    これが大ヒットということになれば
    オリジナルも出ると思いますから
    頑張りましょうねっ!!(鼻息)
    のりえdot 2010.10.14 09:42 | 編集
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