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    2019
    03.06

    「愛すれどさびしく」野口五郎

    「愛すれどさびしく」野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・筒美京平 編曲・筒美京平
    1975年08月01日 GORO! LOVE STREET IN LONDON 「雨のガラス窓 」

    このアルバムは 一枚でひとつの物語。
    まず 別れのシーンから始まります。

    追想するように
    出逢いから別れまで
    物語が展開されます。

    いや 追想でなく 追憶というべきか。

    まだ幼い自分には
    とても大人の世界だと感じました。
    そして 大人になる哀しさみたいなものまで
    感じたことを覚えています。

    ハッピーエンドで終わらなかった。
    それが当時の 
    世間が五郎さんに求めるイメージだったのかもしれません。

    このアルバムの中でも
    特に人気があった曲がこの曲「愛すれどさびしく」

    オケはロンドンで録音されました。
    五郎さんも行かれる予定でしたが
    ご病気で入院となり
    京平先生がロンドンに飛び立たれ
    オケを作ってきてくださったと記憶しています。

    日本で五郎さんが歌を入れられたわけですが
    しっかりと ロンドンの趣があります。

    ストリングスの演奏も美しく
    マシュマロに包まれたような優しさがあります。

    大人の世界ではありますが
    五郎さんの歌唱には 若さと情熱もあります。
    不思議と若さと熱を 強く感じるのです。

    あらためて聴いてみると
    メロディも親しみやすく 覚えやすく 歌いやすく
    馴染みやすく とても良い出来栄えで
    これがシングルでも きっと売れただろう、と思います。


    そういう意味で これほどに完璧な作品がありながら
    この時 シングルを「夕立ちのあとで」にされたのは
    よほど 強い意志と信念が 
    出し手にあった、ということだったのだなぁ、と悟るわけです。

    京平先生の「夕立ちのあとで」への想いの強さもあったのではと思います。
    いずれにしても「夕立ちのあとで」は
    安定路線に乗っかるのではなく
    チャレンジであった ことが 
    このアルバムを聴けばよくわかります。

    「なぜに帰る男のもと 心かくし生きてくのか
    僕のいない暮しに戻ってゆくのか
    あなただけを愛してきたのに
    あなたを今 さらってゆきたい」

    この切なさ。
    たまらない。

    五郎さんの声が すごくいい。
    なんて良い声なのでしょう。

    こうして聴いてみると
    アルバムの中にも
    埋もれさせるにはあまりにもったいない作品が
    いっぱいです。


    1.雨のガラス窓
    2.さびしい瞳
    3.ときめく胸
    4.あなたの子供
    5.ほほぬらす涙
    6.幸せな家族
    7.僕の子守唄
    8.訪問者
    9.愛すれどさびしく
    10.雨あがりの街

    GORO! LOVE STREET IN LONDON 雨のガラス窓 +2<タワーレコード限定>
    GORO! LOVE STREET IN LONDON 雨のガラス窓 +2<タワーレコード限定>


    ところで2月28日、広島での
    五郎さんとナオコさんのジョイントコンサートに行ってまいりました。
    五郎さんがパワフルで弾けていらっしゃってビックリしました。
    それと同時に ほんとうにお元気そうで安心しました。
    こちらのコンサートにつきましては
    私の笑顔ブログに書いておりますので
    よろしければご覧ください。
    http://norieroom.blog121.fc2.com/blog-entry-937.html
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