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    2017
    09.27

    「青春の一冊」 野口五郎

    Category: シングルA面
    「青春の一冊」 野口五郎            
    作詞・伊藤アキラ 作曲・佐藤寛 編曲・萩田光雄 
    1979年9月15日発売A

    お彼岸も過ぎ 秋も深まりました。
    芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、ということで
    秋に聴きたい歌のひとつ「青春の一冊」です。

    「真夏の夜の夢」「女になって出直せよ」と
    チャレンジの日々が続きました。
    豪華スペシャルバンドを引き連れ、
    カッコ良く ギンギンにギターを弾きながら歌う五郎さん。

    とにかく この頃の五郎さんは
    しなやかでありながら
    野性味もあって 
    ムキムキも見せつつ、
    お顔も美しく 髪の毛もさらさらで
    超カッコよかったと思います。

    ドカーン行くはずでしたが
    みんなのイメージから大幅に飛び出して
    ビックリが先に立ち
    思うようにならなかったのですが
    あれほど カッコイイすてきなギタリスト&シンガーは
    見たことがありません。
    きっぱりと断言いたします。

    しかし 世の中は保守的で
    まだ自分の中のイメージは断固として守る、というような時代でもありましたし
    軌道修正をせざる終えなかったのですが
    このチャレンジは 間違いなく 今 生きています。

    もう一度みなさんに 見ていただきたい気持ちでいっぱいですし
    これを見てファンになられる方だって
    きっとたくさんいらっしゃると思います。

    「青春の一冊」は
    知的で物静かな みんなの持つ五郎さんのイメージに戻した感じになりました。
    しかし ここは 少しひねって 「HIMIKO」にされていたらなぁ・・と
    少し考えてしまうのですが
    ここは手堅く・・・ということになったのでしょう。

    というか 最初から「青春の一冊」でと 決まっていたと思うのですが
    思った以上に「HIMIKO」が素晴らしい仕上がりになりましたので
    本当にもったいなかった、という気持ちが
    どなたの胸にもあると思います。

    「赤いカバーには 君のサイン
    細く青白い指先を想いだす」

    こういうところが好きかな。

    A面もB面も五郎さんの高音の良さが生かされています。

    これからの時代は A面B面関係なく
    良い歌は聴いていただけるし
    広めることが出来る時代になりましたので
    五郎さんも 色んな持ち歌を
    機会があれば どんどんご披露くださればいいなぁ、と思っています。

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    コメント
    私もGOROさんのシングルは偶然、青春の一冊が初めてでした。

    LPは購入してましたが、シングル曲はテレビ等で充分でしたから。
    なのでB面のHIMKOを偶然にテレビの日本神話の番組で流れた時は鳥肌がたちました!選曲した方は一体どんな人なのかしら?

    カラオケはグッドラック、序曲・愛、青いリンゴと並んで定番曲としてます!
    そう言えば『二死満塁の青春』がカラオケに有るって素晴らしいですね!

    集英社文庫のコマーシャルソングでしたね!文庫を前にしたGOROさんの写真が印象的でした。

    自分の初恋の思い出と重なる所があるせいか、思わず感情的に歌ってしまう曲です。

    野口五郎の為の曲と確信しています(^-^)。
    ロンシャンdot 2017.11.29 00:04 | 編集
    季節風さんありがとう

    わぁ随分と若い~っ。
    貴重な人材ですねっ(笑)
    まだ人生は長いぞ~っ!

    初レコードだったのですね。
    それはめでたいっ。

    試行錯誤して 良いのではないかなぁ、って
    思いますよね。

    そのときは
    失敗だった、と思ったかもしれないけれど
    時間が経ってみると
    ひょっとしてあれは 失敗ではなかったのではないか・・・と
    気づくことってありますものね。

    自分の世界を広げるためのチャレンジだったと思えば
    どれも成功だったのかもしれませんね。

    だって 今も五郎さんはイキイキとして
    がんばっていらっしゃいますものね。
    のりえdot 2017.10.03 00:23 | 編集
    僕が「自分のお小遣い」で初めて買った五郎さんのシングルです。(遅いでしょ?笑)

    中2の少年は600円を握り締め、セピア色のジャケットを求めて街のレコード屋へと走ったのでした…。

    五郎さんらしい繊細で優しいメロディに癒されました。でもやっぱり、当時から「卑弥呼」の方に魅力を感じてたと思います。

    このあと情熱的な「愛の証明」で攻めて来たと思ってたら「コーラスライン」でまた守りの体勢に入り、次の「愁雷」でまた攻めて来たと思ってたら「序曲愛」でまた落ち着いた路線に…このころは色々試行錯誤していた時期だったんだでしょうね。

    今の五郎さんにはそんな迷いはないように思います。ゴキゲンな「再会タイムマシン」♪またテレビで歌って欲しいですよね。
    季節風dot 2017.10.02 19:18 | 編集
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