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    2011
    06.29

    「愛の肖像」野口五郎

    「愛の肖像」野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・東海林修 編曲・東海林修


    1974年11月9,10日    GORO IN SUNPLAZA ~甘い生活~ 初演
    1975年1月10日      テレビ「ハイヌーンショー」
    1975年9月13日      GORO ON STAGE カルピスソーダ


    歌といえば 3分あまりのものだと ずっと思い込んでいた自分にとって
    この「愛の肖像」は あまりにも衝撃的な作品でした。
    こんな歌 生まれて初めて聴いたからです。
    この歌はモノローグの入った23’32”もある長いラブストーリーです。
    「君は今どこにいますか」そんな言葉から始まり 切なく哀しい愛の物語が語られます。

    あまりにも美しく そして悲しすぎます。
    こらえ切れず泣きながら熱唱してくれる五郎さんの歌に
    聴いている私たちまでが 涙でぐちゃぐちゃになります。
    この歌の風景や二人の姿まで見えてくるのです。
    いつしか物語の主人公になって その中に立っている自分を見つけます。
    そして「君なしでは・・君なしでは・・・」と 失った愛するひとを求めて 心で叫び続けます。
    もう ひざまづいてざあざあと泣かずにはいられません。

    当時の五郎さんにとっても あまりにも大人の世界で大きな挑戦だったと思います。
    けれど 五郎さんだからこそ表現できた愛の世界だと 私は思うのです。
    私はまだ小学生でした。あまりにも大人の世界でした。まだ恋も憧れの域から超えたことはありませんでした。
    けれどこのレコードを聴いたとき 私もきっと人を愛し 悲しくて苦しくて泣いたのです。
    なんて愛するって 哀しいのだろう 、って思いました。
    美しい愛は壊れるものだと 子ども心に思いました。そして こわれる愛にあこがれさえ感じました。

    この曲を聴いてから 寝ても覚めても五郎さんのことしか考えられなくなりました。
    五郎さんが 本当に深く人を愛せるすばらしい人であることを この作品は教えてくれたのです。
    レコードは擦り切れるほどに何度も何度も聴きました。そして 泣きました。
    五郎さんに夢中にさせてくれた一曲です。
    この一曲があって それからずっと五郎さんのファンでいられたような気がします。

    こんなすばらしい曲を作ってくださった山上路夫先生と東海林修先生には感謝せずにはいられません。
    CDになってほしいと強く願う一曲です。



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