「ポリュシカ・ポーレ」 野口五郎

    「ポリュシカ・ポーレ」 野口五郎
    訳詞・橋本淳 ロシア民謡 編曲・高田弘
    1972.2.1発売のファーストアルバム「青いリンゴが好きなんだけど」

    緑が萌えるこの季節には
    この歌も聴きたくなります。
    新芽が吹くように
    この時代の五郎さんの勢いも
    ものすごいものだったことでしょう。

    私は後追いだから
    1972年の頃のことはまったく知らないのですが
    このアルバムを聴くと
    一生懸命に歌う少年の五郎さんが
    見えてくるようです。

    この「ポリュシカ・ポーレ」は
    1971年に仲雅美さんが歌ってヒットした作品のカバーです。

    緑もえる 草原をこえて
    ぼくは行きたい あなたの
    花咲く 窓辺へと


    仲さんのこの歌は
    二枚目を全面に押し出したもので、
    男性コーラスや金管のアレンジなどが
    とても勇ましさを感じさせるものですが

    五郎さんの作品は
    さすが高田弘先生、
    五郎さんの個性をとても理解されているから
    マンドリンやストリングスなどで
    爽やかで
    ソフトな印象になっています。
    そしてコーラスも女性コーラスです。
    (こういう違いを聴き逃すわけにいきません。)

    ただカバーするのではない。
    きちんと五郎さんのオリジナル仕様になっています。

    カバー作品は 本家の歌も聴くとさらに楽しめます。
    その中の違い、に 五郎さんの「個性」が発揮されているからです。

    長く聴き続けるなら断然この五郎さんのこの作品です。
    聴いていて心地良いです。
    そこがポイントです。
    長く聴き続けられる作品を
    五郎さんは作ってこられたのだと感じます。

    この頃の五郎さんの声は
    太くて少しハスキーです。
    そしてとても素朴で優しさが感じられます。

    まず歌手にとって大事なことは
    「声が良い」ということです。

    そして声が良いだけでもダメで
    声に個性がある、ということも大切な要素だと思います。

    何が良い、って
    五郎さんは声が良いのです。

    五郎さんはこの声を与えてくださったご両親に感謝しなくてはいけません。
    本当に最近
    しみじみとそのことを思います。

    そして 素晴らしいと思うのは
    今もその良い声で

    年を重ねても
    声量は衰えず
    今も豊かに

    すべて当時そのままのキーで
    歌が歌える、ということです。
    年を重ねると
    歌手のみなさんは
    キーが下がる人が多いです。
    そのまま歌っていたら
    高音部が出なくて苦しそうだったり
    痛々しかったりしますが
    五郎さんは
    その時のままに
    まったく変わらずに歌ってくださる。

    見た目が老けない、とか
    いつまでも若い、とかいうことを
    自慢気にしていらっしゃる方もいらっしゃいますが
    歌手ならば 
    当時と同じように歌える、ということが
    何より大事なことではないでしょうか。

    五郎さんの印象が変わらないのは
    そういうことを変えることなく
    歌い続けて来られたから、だと思います。

    それは当り前のようで
    じつは ものすごく大変なことであること
    私たちも年を重ねれば実感しますけれど

    いや、ほんと
    野口五郎という歌手は
    本当に長く付き合っていても
    (いえ、ただのファンですけれども)
    飽きないし 楽しいし
    変わらないし、
    可能性もいまだに無限大で
    出逢えてよかったなぁ、と感じるアーティストです。
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    なるほど~

    ユキユキさんありがとうっ

    叔父さんが レコードを買ってくださったことも
    ファンになる引き金になったのかもしれないですね。
    ファーストアルバムをしっかり持っていらして
    本当にすばらしいっ。

    コンサートに連れて行ってもらえたり
    本当に恵まれていらしたのですね~っ

    よくわからないのですが
    昔は司会者とかいらしたのでしょう?
    いつぐらいから こんなにおもしろいことを
    話されだしたのか(笑)
    知りたいですね~

    初めて買ったアルバム

    実はデビュー当時はまだ小学生の低学年なのでファンというよりカッコイイお兄さんって感じで見ていました。
    それでもテレビを見る私の目がハートマークだったようで今は亡き叔父がこのアルバムをプレゼントしてくれました。
    こんなに大きなレコードも初めて見て傷をつけたら大変と叔父がテープに録ってくれました。
    もしかしたら叔父が五郎さんのファンだったのかも知れません。
    コンサートにも何度か叔父に連れて行ってもらいました。
    本格的にファンになったのは『告白』あたりからだと思います。
    今でこそ五郎さんのコンサートは話も面白いですが以前は歌ばかりで面白い話をすることはなかった様に思います。

    すばらしい

    ユキユキさんありがとう
    リアルタイムで聴いて
    ファンでいらっしゃったのですね!!
    素晴らしいっ!!
    デビュー当時の五郎さんのことも
    よく覚えていらっしゃることでしょう。

    また何か思い出されたら
    よろしくお願いします。
    当時のことは わからないのです。
    どうぞよろしくね。

    去年までは年一回が
    今年はもうすでに三回・・・
    かなり熱くなってますーーーっ。
    その調子で横浜も行ってくださいーーっ。

    お嬢さんも一緒に行かれるなんて
    とってもすてきですね。

    何気に地味におっかけ・・・・

    お嬢さんの言葉に笑ってしまいました。
    どこが何気に地味?!

    あははっ
    なんかわらうーーっ。
    若さって 素晴らしいですね~。

    五郎さんも若いお嬢さんが行かれると
    きっと喜ばれます~っ

    五郎さん
    今年は新曲も出されますし
    本当に楽しみですよね!!
    ヽ(^o^)丿

    懐かしすぎるアルバムです。
    テープに録って何回も聴きました。
    若すぎる五郎さんにもう夢中でしたね。
    もしのりえさんのこの記事を五郎さんが読まれたら涙を流して喜ぶことでしょう。
    きっとファンの皆さんものりえさんと同じ想いだと思います。
    今年は45周年、あの頃の少女たちはすっかりおばさんになってしまいましたがあの頃の心のまま五郎さんを応援しているなんて素晴らしいではありませんか。
    のりえさんと出会い(実際にはお会いしていませんが)私はますますあの頃の様に五郎さんを応援しています。
    去年まで1年に1回位五郎さんに会えればいいと思っていましたが今年はなんと3回も会ってしまいそのうち2回も握手してしまいました。
    7月の横浜のコンサートのチケットも取れたので娘と行く予定です。
    「お母さん。何気に地味におっかけだね。」
    と娘に言われてしまいました。
    「昔は本当におっかけだったんだよぉ。一緒に行ってるあなたもおっかけだね」
    と言ってしまいました。
    本当に五郎さんはいい年の重ね方をしていて今年は何かやってくれるのではないかと期待しています。

    はるか遠い

    季節風さんありがとう。
    15歳の五郎さんは 記憶になくて
    知らない世界の五郎さんですが
    ずいぶんとあどけないですね。

    写真とか見たら
    笑うと鼻筋に線が入って?
    最初の頃は少し
    写真を撮られることに緊張されてたのかなぁと思います。

    駄菓子屋のくじ引きで
    五郎さんの写真が当たったことがあったのですが
    マイクのコードをくるりと巻かれて持たれていて

    自分が知っている頃の五郎さんとは
    少し雰囲気が違うなぁ、と思って見てました。

    髪型が違うというのもあるけれど
    まだ当時すは短めで若さがあふれていますね。

    たくましく・・・という感じは
    あまりないのですが(笑)
    たくましく感じなかったから
    好きになったように思います。

    とにかくこの頃の五郎さんのことは
    ほとんど知らなくて
    すこし 違う人のような印象さえありました。

    それだけ
    男っぽくなられたのだと思います。

    五郎さんの演歌は
    とても良い仕上がりで
    素晴らしいと思うけどな~。
    LP復刻していただきたいですね。

    15才…

    素朴さ甘さそして哀愁感…その全てをこの歳で表現さてれるなんて、持って生まれた才能って凄いなぁーってこのアルバムを聴くたびに思います。
    この曲の仲雅美さんのオリジナルは聴いた事ないけど、五郎さんの方が断然素敵だ!って勝手に決めつけてます(笑)

    「青いリンゴが好きなんだけど」って言うとって付けたようなタイトル(笑)も、ジャケットの白いタートルネックの五郎さんも実に初々しくて微笑ましくて良いですよね。

    ジャケット内に当時の明星、平凡の編集長さんのコメントが載ってますがその中に「(最近の五郎君は)見違えるほどたくましくまった」とあり、印刷の最終段階でちゃんとチェックしなかったのかなぁ~って見るたびに思ってしまいます。たくましくまった…って(笑)

    青いリンゴや好きなんだけどなどのオリジナルや洋楽カバーの中でちゃんと「博多みれん」を入れてるところも偉いと思います(正直売れなかった演歌博多みれんを仲間外れにしなかったところが。)
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