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    2015
    02.06

    「消えたハリケーン」   野口五郎

    Category: シングルB面
    「消えたハリケーン」   野口五郎      
    作詞・山川啓介 作曲・編曲 筒美京平
    1978年9月1日発売シングルB面

    13,12,18に復刻された
    アルバム「南十字星」のボーナストラックとして入っていましたので
    改めて聴いてしみじみと沁みた~、と
    感じられた方も多かったのではないでしょうか。

    リアルタイムに聴いて
    あぁ いい歌だなぁ、って
    当時の幼い私でも なんだかとても良くわかる気がしました。

    詩と曲が ぴったりで
    語られるように 心に言葉が入ってきて
    穏やかで静かで
    けれど とても切なさが胸にあふれるような
    なんとも沁みる歌だと思います。

    男どうしの話ってやつは
    海を見ながらするに限るぜ
    馬鹿なやつだな 遠慮するなよ
    やっぱりあの女(ひと)は お前に似合う


    詩も語り口調ですごくいいですね。
    悲しいくらい
    友に託す愛が伝わってきます。


    口を突いて ふっと出てくる歌というのは
    こんな歌ではないかと思います。

    よく何かを諦めなくてはならない時、
    もうどうしようもないと自分を諭したいとき
    私はこの歌を歌ってきたように思います。

    そしてこの歌は
    五郎さんの低音部を聴かせる歌となっていて
    私自身には
    とてもうれしい作品でした。

    「消えたハリケーン 夢のようだな」

    よく口を突いて出るフレーズ。
    ほんとうに・・・人生って こんな感じだと
    私も思う。
    夢のようだと 私も思う。

    人生を悟った感が半端ない世界。
    私は こういう世界も大好きです。
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    コメント
    季節風さんありがとう!

    こんな風を聴くと
    私も男に生まれてればよかった・・・って
    なぜか思いましたね~

    どっちかというと
    男がよかったですね。
    そしてこんなキザなこと
    言ってみたかったし。(笑)

    この語る感じがいいですよ。

    先日コロッケさんとテレビに出てらしたのを見た時も
    すごく思ったのですが
    五郎さんって 男気がありますよねっ。

    でも 世の中の人は
    五郎さんには
    改札口で待っていてほしい、って
    思われているんですね~

    というか
    こういう繊細で優しい雰囲気
    野口五郎にしかないものだからですね。

    そこがなんというか
    切ないところだーーーっ。

    「困っちゃうぜー。」
    と 五郎さんもつぶやいてらっしゃることでしょう。
    (なんだそれ)
    のりえdot 2015.02.17 10:22 | 編集
    男どうしの話しってやつは 海を見ながらするに限るぜ~ 最初聴いたときは「なんかキザな歌だなぁ」って思いました。

    でも語りかけるような五郎さんのボーカルに流れるようなメロディーが心に沁みて、結局は薬局今ではとっても好きな一曲なりました(笑)

    この頃はグッドラックや水平線へなど、悲しい別れの歌ではなくて、女性を置いて男性の方からかっこよく去って行く「男のロマン」的な歌が多くて好きでした。

    野口五郎=私鉄沿線、いつまでも女性を待ってるか細い男?みたいなイメージしか持たれてないファン以外の人に、五郎にはこういう歌もあるんだぜ!って教えてあげたい気分になります^^
    季節風dot 2015.02.17 09:08 | 編集
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