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    2018
    05.23

    「LOVE SONGを永遠に」 西城秀樹 野口五郎

    Category: 企画物非売品
    「LOVE SONGを永遠に」 西城秀樹 野口五郎
    作詞・あまがいりゅうじ
    作曲・野口五郎
    1993年6月21日放送(NHKふたりのビッグショー)
    【収録】香川県県民ホール

    西城秀樹さんが16日
    午後11時53分、急性心不全のため横浜市の病院で死去されました。
    63歳でした。

    衝撃的なニュースでした。
    あまりにも若過ぎました。
    とても悲しいニュースで 今も悲しみが胸にあふれます。

    26日には 葬儀が行われ
    五郎さんが弔辞を読まれるそうです。
    しっかり立っていられるか・・・心配です。
    抱えきれないほどの想い出が
    五郎さんの中で走馬燈のように駆け巡っていることでしょう。

    2015.10.25、TOKYO FM (全国FM38局)「 ゆうちょ LETTER for LINKS 」の
    秀樹さんに宛てられた手紙の中で五郎さんは
    「共有できたものにしかわからない孤独があった。」
    と表現されていました。

    共有したくても 共有できるものではありません。

    あの激しい嵐の日々を共有できた
    五郎さんにとってかけがえのない同志であり仲間であった秀樹さんが
    亡くなられた悲しみは計り知れません。

    そして ここのところ私は 1993年の NHKの二人のビッグショーを
    しみじみと懐かしく拝見しています。

    この番組があって
    本当に良かった(涙)

    30代のお二人。
    穏やかで優しさのあふれるトーク。
    競い合うのではなく
    お二人でやりたいことを一緒に作った、という感じで
    ほのぼのと暖かいステージになっています。

    そしてトークはお二人ならではの絶妙な間で
    とても楽しくて今見ても 声を上げて笑って
    そしてもう秀樹さんがいない現実に泣けてしまいます。

    五郎さんがギターを持って自分が好きだったという
    「ヘイ・ジュード」を唄おうとすると
    秀樹さんが違う歌を歌われて邪魔をされるのですが
    それがびっくりするほど不自然で 何の歌がわからないんです。
    それが 私のツボにハマってどうしようもなく笑えてしまうのですが
    そういうのを一生懸命されるところが秀樹さんのチャーミングなところです。
    そのあと秀樹さんが「テル・ミー」を歌おうとすると
    今度は五郎さんが 違う歌を歌われじゃまされるのですが めちゃめちゃ自然で 
    このネタは きっと五郎さんが考えられたものだったのだろう、とわかりますし
    二人の会話が とても愛おしく 嬉しく 貴重な時間に感じられます。

    そしてその中で お二人で歌う「LOVE SONGを永遠に」 を披露されています。

    その年秀樹さんは ストップ ザ エイズコンサート という取り組みとして
    大きなテーマの愛の歌というものを作りたくて
    五郎さんに 曲を依頼されたとのことで
    出来上がったその作品をお二人で歌われました。
    それがこの「LOVE SONGを永遠に」です。

    秀樹さんが 「簡単な歌ですから」と言われると
    「俺が作ったんだぞ」と五郎さん。
    こういう ほほえましいやり取りも
    気心知れたお二人の仲であればこそです。

    歌の最後には 子どもたちも登場してみんなで合唱されました。


    「あてもなく さまよい歩くことがある
    ひとりぼっちで
    目を閉じれば 懐かしさがこみ上げて 涙が落ちる
    生きていくことが 辛いと思った時も
    君の瞳がいつも 支えていてくれたね」

    今の五郎さんの心情 そのままではないでしょうか。

    できることならば
    再びのお二人のステージを拝見したかったです。

    今はもう それも叶いませんが
    私たちは 決して忘れません。

    素晴らしいお二人の友情よ 永遠に。

    秀樹さんのご冥福をお祈りいたします。
    秀樹さん ありがとうございました。
    どうぞ安らかに。


    もしよろしければ笑顔ブログに書きました追悼記事
    「秀樹さん 安らかに」もご覧ください。
    http://norieroom.blog121.fc2.com/blog-entry-830.html


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    2018
    05.09

    「愛の肖像」 野口五郎

    「愛の肖像」 野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・東海林修 編曲・東海林修
    1974年11月9,10日    GORO IN SUNPLAZA ~甘い生活~ 初演
    1975年1月10日      テレビ「ハイヌーンショー」
    1975年9月13日      GORO ON STAGE カルピスソーダ

    2018.4.30 東海林修先生が お亡くなりになりました。

    この事実を 私たちは受け止めるのが精一杯ですが
    私は、こうしてこれまで 表で発信し続けてきた以上、
    語らねばなりません。

    それが私の責任と思いましたので
    言葉も見つからない状態ですが書かせていただくことにしました。

    5月7日、17時過ぎ ニュースが発信されました。
    先生が悪性リンパ腫のため亡くなられた、というニュースです。

    そして作品などの紹介の中で こう書いてありました。
    「作曲でも「愛の肖像」(野口五郎)などがある。」と。

    ですから 私は もう一度 「愛の肖像」を語らなければならない、と思いました。

    ファンが初めて出会った 東海林先生の作品でした。
    今も愛し続けていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。
    長い長い作品で まるで映画を観るように
    移りゆく景色やシーンが この心のスクリーンに映し出されます。

    聴きたくてもなかなか聴けない一曲でもあります。
    私はこの歌が大好きです。
    この歌を聴いてどれだけ涙を流したことでしょう。
    わたしは かつてより この歌が「愛のバイブル」だと思ってきました。
    「君なしでは」と 言われる女性になりたいと願ったものでした。

    あれから 随分と経ちましたが
    この歌を聴くと心が真っ白なあの頃に戻ります。

    そしてこちらは 私の前に書いたレビューですが
    東海林修先生のコメントも 記録してあります。

    山上路夫先生のメッセージもご紹介していただいておりますので
    どうか ご覧ください。

    みんなで語らった時間が 今も鮮やかに思い出されます。
    あまりにも幸せな記憶です。

    そして五郎さん作品のアルバムも作っていただけました。
    先生、ありがとうございました。

    東海林修先生のご冥福をお祈りいたします。

    これからも語ってまいります。

    前のレビューはこちらです。
    「愛の肖像」
    http://norie-net.com/cont.html#songs16

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