「天使(パレード)が空へ帰って行く」野口五郎

    「天使(パレード)が空へ帰って行く」野口五郎
    作詞:麻生香太郎 作曲:野口五郎 編曲:山中涼平
    アルバム『PARADE』1982年6月1日発売

    シルバーウィークなどで忙しすぎたので
    久々に唇に熱の花など出て なかなかしんどかったのですが
    よくがんばったと自分でもほっとしているところです。

    ありがたいことに今見たら プログの拍手が「56」!!
    なんて縁起がいいのでしょうっ。
    有難いことです。うれしい~っ。
    そうだ ぐったりとしている場合ではない、と
    シャキーーン!と拍手に背中を押される気持ちなのです。

    さて今日は 「 天使(パレード)が空へ帰って行く」
    見上げる秋の空は とても優しくて
    深呼吸して ほっかりとしますが
    そんな時 浮かんでくる歌はこの歌です。

    このアルバムは クレジットは「山中涼平」とありますが
    五郎さんのお兄さんの別名で
    実質 兄弟アルバム。
    (もしかして山中は堤(ダム)にかけたのかな?そして水(サンズイ)がついたのかな?
    いずれにしてもお兄さんのリスペクトの気持ちを感じる名前だと思います。)
    そんなことを思いめぐらせるのも
    アルバムを楽しむ要素のひとつでもあります。


    「天使(パレード)が街にやってくる」で始まり
    「天使(パレード)が空へ帰って行く」で終わる。
    一枚のアルバムできちんと完結してあるところも
    とても良いと思います。

    そしてこの最後の歌は特に
    麻生香太郎ワールド全開。
     色彩豊かなメルヘンの世界。

    そして人生の意味をともに考えるような優しさです。

    「泣かせた分だけ愛することが
    どうして僕はできなかったのだろう」

    「出逢えば必ず別れがくると
    どうして僕は気づかなかったのだろう」


    まだ当時の自分は そんなこと
    まったく考えたこともなくて
    知らなかった、というレベルの、
    なんとも人として幼なかった時代。
    まだ何も悟れていなかったけれど
    こういう言葉と出逢っていたことは
    とても大きいような気がします。

    五郎さんの歌声は とても穏やかで
    優しさに満ちていて
    聴いていると なんだか安心する感じ。

    このアルバムの中では
    色んな歌い方もされて ちょっと冒険もされているけれど
    この歌を聴くと
    あぁ この五郎さんでよかった、と
    ほっとするし
    歌声に癒されます。

    「ありがとう ありがとう
    それしか今は言えない」


    このフレーズが とてもいいと思います。
    このフレーズを聴いて
    いっしょに歌う時、
    心に沁み渡り
    心が満たされます。

    ふとした瞬間に
    このフレーズが出てくるときがありますが
    その時は 心がとても穏やかで
    感謝の気持ちが溢れているときです。

    出逢いがあれば 必ず別れがきますが
    さようならの時は
    「ありがとう」と感謝する時なのですね。

    このような
    優しくて穏やかな歌の世界があることも
    とてもうれしいことだと思います。

    収録作品
    01. 天使(パレード)が街にやってくる (作詞:麻生香太郎 作曲:山中涼平 編曲:山中涼平)
    02. 星型爪環(プチネ) (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    03. 海岸通りの人たち (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    04. 青い鳥逃げた? (作詞:麻生香太郎 作曲:野口五郎 編曲:山中涼平)
    05. 夢がさめればブルース  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    06. 光ある限り君を (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    07. 横須賀タトゥー  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    08. I Love You  (作詞:麻生香太郎 作曲:野口五郎 編曲:山中涼平)
    09. 三叉路  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    10. 天使(パレード)が空へ帰って行く  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)


    Produced by 佐藤寛、五野洋
    Arranged by 佐藤寛

    <参加ミュージシャン>
    野口五郎(g, vo)、渡嘉敷祐一(ds)、林立夫(ds)、
    岡沢章(b)、後藤次利(b)、
    今剛(g)、矢島賢(g)、芳野藤丸(g)、吉川忠英(g)、笛吹利明(g)、
    山田秀俊(key)、大谷和夫(key)、中西康晴(key)、
    浜口茂外也(perc)、岸義和(tp)、数原 晋(tp, flh)、新井英治(tb)、
    Jake H. Concepcion(sax, cl)、EVE(vo)
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    「なみだの操」 野口五郎

    「なみだの操」 野口五郎
    作詞・千家和也 作曲・彩木雅夫 編曲・馬飼野俊一
    1974年昭和49年12月21日発売アルバム「野口五郎演歌の世界/風に舞う花びら 」

    昨夜のNHKの歌謡コンサートは「ムード歌謡」の特集で
    「なみだの操」を宮路 オサムさんと、はやぶささんが歌われるのを聞きました。

    この歌は1973年 殿さまキングス名義で発売され
    累計250万枚も売りあげたモンスターヒット曲です。

    まぁ なんといいましょうか、
    詞をよく理解するとこわいのですけれど
    当時の自分には意味はわかりませんでした。

    でも なんとなく 
    ♪ちゃ、ちゃちゃちゃーん ちゃららちゃららちゃちゃちゃちゃん♪という
    イントロも軽快で乗りやすくて ついつい歌ってしまうような心地良い音楽に、
    何もそこまで・・・・というくらい
    納豆の糸ほ引くようなこってこての節回しが 不思議と気持ち良く、
    それにあのインパクトのある宮路さんの顔と声、ときたものだから
    頭から離したくても離れず
    クセになったというか 世の中の人がハマってしまった、という感じもします。

    当時の時代を映すヒット曲だと思いますが
    なぜか いやらしさもなく 妙に楽しくさえ感じられ
    今聴いても 心地良い 不思議な魅力のある作品です。
    こういうのを名曲というのでしょう。

    で、昨日は宮路さんの変わらない歌声を聴いて
    さすが!、と、とてもうれしかったのですが
    コーラスのハヤブサさんが 妙に明るくて、笑顔で、はつらつとしていて、
    楽しさとうれしさがあふれているような「なみだの操」になっており、
    (こういうのもありかもしれませんし 好青年で良いです)
    が、 ム・・・ムードはいずこに~・・・・と 正直がっくりとしてしまいました。

    だめだっ、私には無理っ!と
    五郎さんもカバーしていたことを思い出して
    すぐに 五郎さんの「なみだの操」を聴いて
    心が満たされました。

    このアルバムが出た頃はまだ五郎さん10代でしたが
    甘い愁いを秘めた まろやかな素晴らしい声をしていらっしゃいます。

    この若さで これほどのムードがあるなんて・・・
    今考えたらおそろしいくらいです。

    これほどの甘さとムードがあり豊かな美声を持つ歌手なんて
    これからもそう出てこないでしょう。

    よく一目ぼれする、ということがありますが
    野口五郎さんの歌声は
    一回聴いて 「はっ」として 好きになってしまうほどの
    魔力といいますか 魅力のある声です。

    事実 私はラジオを聴いていて
    野口五郎さんの歌を聴き ファンになったのです。
    容姿も もちろん 素晴らしかったのですが
    容姿が先ではなく この「声」に惹かれたというのが
    まず第一です。

    だから私は五郎さんが歌ってくださることに
    こだわり続けます。
    五郎さんの「声」が好きなのです。

    と、いつまでも話は尽きませんが
    まずこの演歌の世界のレコードジャケットが
    もうこの世の人とは思えないくらい美しいですし

    野口五郎さんの演歌が聴ける、という
    貴重で素晴らしいアルバムです。

    うらみはしません この恋を
    女だから


    この「なみだの操」も五郎さんの演歌のこぶしも巻き舌も聴けて
    聴いていたらすがりつきたい気持ちになるほどです。

    そして何よりこの低音が豊かで 
    しびれます。

    美しい青春の記念碑。

    人間らしくて
    情にあふれていて
    甘くて切ない。

    10代の五郎さんが歌えばこそ
    こんな大人の世界も穢れがなくて感動的です。


    このアルバムがCD化されないのが
    私は不思議でたまりません。

    「女になって出直せよ」野口五郎

    「女になって出直せよ」野口五郎
    作詞・阿久悠 作曲・筒美京平 編曲・船山基紀
    1979年7月10日発売シングルA面
    3/13初CD化されたアルバム「ラスト・ジョーク GORO IN LOS ANGELES'79」 の
    ボーナストラックとして挿入

    時々 私は阿久悠先生の歌詞の歌が
    どうしようもなく聴きたくなります。

    阿久先生の詞は 迷いなく
    突き進む道を示すような世界が多いからです。

    考えてみると自分の人生は 平凡ではありましたが
    ちやほやと、大事にされて
    よしよし、と頭を撫でられて生きてきたようなところがあります。

    よくがんばったね、
    かわいいね、
    おりこうだね、
    よくできました・・・。
    (この言葉は明らかに
    自分を贔屓目に見てくれて、
    の言葉だと自覚していました)

    けれど人生というものは
    いつまでもそんな優しく居心地の良い場所で
    生きていられるわけでもなく・・・。

    だから 私は
    若い頃は阿久先生の詞は
    先生にお説教をされているようで
    息苦しいとさえ感じたことがありました。

    けれど 今になると
    本当に阿久先生の言葉が身に沁みます。

    普通なら
    ほめてくれるところも
    きっと阿久先生は 歌手に対しても
    そうではなかったのではないかな。

    もっと 自分の中の強さを出して、
    もっと自分らしさを知って・・・・
    現状に留まらずに
    常に 自分を進化させていくことを
    求められたのではないか、と思います。

    すべては移り変わっていく。
    それは誰一人逃れることはできない。
    若さはいずれなくなっていくのだから・・・・。

    もう 私たちの年代で
    自分に意見をし、「こうしなさい」と言ってくれる人は
    ほとんどいなくなってしまいました。

    そういう時 阿久先生の歌を聴くと
    あぁ そうだ 私もしっかりと前に進もう、って思えるのです。

    当時はこの歌 女になって出直せよ、なんて
    女性に対して失礼なんじゃないかな~っ、って思った。

    充分みんなきれいだし、若いし、かわいいし、
    でもそんな子供じゃないし、
    性格も悪くないし、愛される私たちじゃん、って
    当時は少し思っていました。

    だけど 最近は ひょっとしたら阿久先生は
    目先のことにとらわれずに
    長く先のことまで考えられての

    私たちへのメッセージを
    送ってくださったのではないかなぁ、と思うようになりました。

    そう思って聴くと
    この世界もまた身に沁みて

    あぁ そうだ
    私も 女になって出直そう、って
    思えるようになりました。

    どうでもよくなったり、
    もうめんどくさくなったりしてはいないだろうか。

    生まれた時から死ぬまで
    私たちは女であることを
    忘れてはいないだろうか。

    凛として ぶれることのない
    きちんとした大人の女性を
    目指すべきなのだなぁと
    今日は この歌を聴いて
    教えられたようで
    はっとした自分です。

    阿久悠先生の言葉は 深くて重いです。

    阿久悠/野口五郎
    このコラボレーション作品を集めたアルバムがあったらいいなぁ。

    そうしたら きっと世の中の方が喜んで
    手に取って聴いていただけるように思います。

    この世界にも
    大きなメッセージが込められているのですね。
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    プロフィール

    のりえ

    Author:のりえ
    野口五郎さんの歌について熱く語らせていただきます。

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