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    2015
    01.16

    「K君へ」野口五郎

    「K君へ」 野口五郎
    作詞・麻生香太郎 作・編曲 佐藤寛
    1976年12月21日アルバム発売
    Produced by 佐藤寛、野口五郎
    Horns & Strings Arranged by 馬飼野俊一

    このアルバムの作品の中で
    リアルタイムで気に入って、繰り返し、当時一番、聴いたのは
    「K君へ」だったかもしれません。

    当時の自分には この哀愁を帯びたメロディが
    特に心に響いたような気がします。

    歌詞も
    「何年ぶりだろう
    手紙をありがとう」
    と語るように歌われていて
    すぅっと 言葉が心に沁みました。

    若い日々にはわけもなく
    泣きたい時もいっぱいありましたが
    この五郎さんの歌声を聴くと
    肩に手を置かれ
    互いの痛みを分け合えるような気がしたものです。

    今聴くと ノスタルジアをおぼえます。

    麻生香太郎先生の詩、深くて沁みます。

    いろんな想いがぎゅっと詰まっていて
    あふれ出している。

    越えてきた日々の切なさが
    聴いているだけで胸を熱くする。

    深いドラマが
    心のスクリーンに映し出される。

     (いや、私だったら無理だ。
      こんなつらいこと。
      手紙なんて受け取りたくない。
     そっとしていてほしい。
      けれどこうして読めたのは
      随分と時間が経ったということなのでしょう)

    「あぁ 友よいま なにをか語らん」

    すべてはこの一行に凝縮されている。
    私は このひと言で泣けてくる。

    まだ子供だったけれど
    この深さはわかった。

    今ならなおのこと わかる。

    聴く人の心に問いかける。

    誰しも傷を持って生きている。
    秘かに傷口に沁みている。
    だけど 生きてきた証である、と感じる。

    そしてそして
    この歌を歌う、五郎さんの
    高音もとてもいいし、
    語りかけるようで泣けます。

    ついに2015/01/21
    タワーレコードより このアルバムが復刻されます。
    しみじみと 良い音で 聴いてみたいです。

    楽しみに待ちたいと思います。
    タワーレコードさんのページはこちら↓
    ときにはラリー・カールトンのように GORO & HIROSHI II<タワーレコード限定>


    収録作品
    01. ときにはラリー・カールトンのように 
    02. K君へ 
    03. 多摩川 
    04. ロサンゼルスに雨は降らない
    05. 透きとおった世界に 
    06. "あしたのジョー"以後 
    07. 少し太ったかも知れない  
    08. 知人岬(しるひとみさき)
    09. ユートピア牧場にて
    10. 髪

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