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    2014
    05.19

    「博多みれん」 野口五郎

    Category: シングルA面
    「博多みれん」 野口五郎        
    作詞・鳳司哲夫(補作詞・大日方俊子) 作曲・荒井英一 編曲・竹村次郎
    1971年5月1日発売A面

    野口五郎さんの記念すべきデビュー曲です。
    演歌でデビューされている、ということも
    すごいことですが、
    演歌のシングルはこの一枚だけ、ということで
    とても貴重なレコードでもあります。

    よく デビュー当時のことをお話されていますが
    五郎さんは歌手になるために母親と二人で上京され、
    さぁ これからというときに声変わりになって
    声が出なくなったために
    デビューの話が消えてしまうという、挫折を経験されました。

    その後 いろいろとデビューの話があったそうなのですが
    グループではなく、とにかく ひとりでやりたかった、ということで
    演歌になった、ということだったと思います。

    デビュー前からポップス、歌謡曲、ロックと
    なんでもござれだった五郎さん。
    そんな五郎さんが ひとりで世に出るために
    演歌を選ばれたという選択は正しかった。

    この判断と決断は 本当に素晴らしく
    さすが五郎さん、という気がいたします。

    恋をひろって また捨てて
    いつも泣くのは女だけ


    15歳の少年にどうしてこんな歌を歌わせたのか
    考えてみれば不思議なことです。

    けれどもしも その後の五郎さんの歌手としての活躍を知るならば
    この曲を歌わせた方は すごい方だと思います。

    まさに これが演歌だ!というようなド演歌を歌われたことで
    悔いなく次のステージに移ることができたのでしょう。
    演歌調のポップス、ではなく
    デビュー曲が まさにもう、こてこてのド演歌だから良かった、と
    私は思うのです。

    ハスキーな太い声は 演歌にとてもマッチしています。
    五郎さんの声も 少しずつ変わってきましたが
    この当時の声は 演歌がぴったり、という気もします。

    後に演歌の世界というアルバムも出ましたが
    その世界も 本当にいいです。
    CD化されれば
    絶対売れると私は思うんですが・・・・。

    ところで数日前博多に行ってきました。
    夜の博多でライブハウスとか行ってきましたが
    ここが博多なのだなぁ、
    五郎さんのスタートになった場所でもあるんだな、と
    川あかりを眺めながら
    博多は未練な街だ~~とか(なんだそれ)
    しみじみ思ってしまいました。

    キャバレーまわりなどの
    辛い想い出がたくさんあったとしても
    五郎さんにとって
    この作品は大切な宝物であってほしいと思います。

    DSCF6122.jpg

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