「影を慕いて」 野口五郎

    「影を慕いて」 野口五郎
    作詞・作曲 古賀政男 編曲・伊部晴美
    「野口五郎演歌の世界」ミュージックカセット盤

    時々 どうしようもなく演歌も聴きたくなる時があります。
    そんな時、野口五郎さんの世界には
    ちゃんと「演歌の世界」がある。

    そこが 野口五郎という歌手のすごいところなのです。

    私は ずっとLPで 演歌の世界を聴いていました。
    もう そのアルバムだけで
    十分に満足できる演歌の世界でした。

    なにしろ、野口五郎さんのデビュー曲は「博多みれん」という
    演歌でした。
    演歌でデビューして 売れななかったために
    ポップスに転向されて
    「青いリンゴ」でどーーんと世に出られたわけですが
    もしも 一曲目の演歌が売れていたとしたら
    野口五郎は演歌の人、と言われていたかもしれません。

    けれど始まりはどうであっても
    野口五郎という歌手はいずれ
    いろんな歌を歌い ジャンルにこだわらず
    自分なりの世界を展開されたに違いありませんから
    あまり関係ないことなのですが

    この「売れなかった」時代の意味は大きい。

    この下積みの時代があればこそ、
    野口五郎さんは歌手として大きくなられたことを確信します。

    この苦しい つらい時代を知ればこそ
    五郎さんはずっと歌い続けてこられたのだなぁ、と
    私は思っています。


    私は この企画を立てられた方に
    心からお礼を言いたい。

    だって 素晴らしい作品ですもの。
    私たちは 日本人ですから
    こんな演歌が聴きたい時もあります。
    そして選曲もとってもナイスだと思います!!
    また一曲ずつご紹介していけたらと思います。

    こうして五郎さんが歌われる演歌を
    アルバムとして
    きちんと残してくださって本当によかった!!
    私的には ひれ伏してお礼を申し上げたい状態です。

    もうひとつ 言いたいのは
    レコードのジャケットが
    あまりにも美しすぎる~っ

    復刻していただかなければ
    あまりにももったいないと思いますっ

    そして 

    最近まで カセット盤には
    レコードに入っていなかった曲がある、ということを知らなかったのです。

    五郎道のお師匠さんに
    聴かせていただけたのが一年半前。

    これは衝撃的なことでした。

    その中には なんと 古賀メロディである
    「影を慕いて」も入っていました。

    よく五郎さんが小学校の時のエピソードで
    学校にギターを持って行き
    何か歌って、と言われると
    「影を慕いて」を歌っていた、と
    お話されていたことがありますが

    やはり人生の記憶に残るこの名曲を歌われる五郎さんの
    歌声はこの胸にじーーーんときます。

    歌い慣れていらっしゃる。

    そして節回しがとても味があり
    五郎さんの人間味が感じられる
    あたたかでやさしい歌声です。

    幼いころから
    変わっていない 五郎さんの歌に対する情熱、
    歌に賭けてきた想いが
    溢れているのだと思います。

    まぼろしの
    影を慕いて 雨に日に
    月にやるせぬ 我が思い


    この詩も素晴らしいけれど
    歌も素晴らしいなぁ~っ

    なんかもう
    うるうるしてしまう。
    若くても 苦労をして 挫折も知り
    生きる痛みを知り 乗り越えてきた五郎さんだからこそ
    歌声がこんなに沁みるんだと思います。

    そして素直で 若くしなやかに伸びる
    あおい芽のような 五郎さんの演歌の世界。

    野口五郎のこんな素晴らしい世界を
    世に出さなくて 本当にいいのかなぁ。

    じーーーーん。

    生きているからこんなに胸が熱くなるんだな。
    この五郎さんの歌声は
    自分が生きていることを
    実感させられる歌声です。

    あぁ なんかもう
    沁みわたる。


    いつか世の方々に
    聴いていただけるように復刻されますように。
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    「最初の恋」野口五郎

    「最初の恋」野口五郎
    詞・石岡洋子 補作詞・大日方俊子 作曲・佐藤寛 編曲馬飼野俊一
    1972.10.10発売アルバム「青春の旅路」

    私は 初期の中でも
    特にこの「青春の旅路」というアルバムが好きです。

    後追いでしたが
    このアルバムを聴いたのが
    このアルバム歌の内容のお年頃で
    ぴったりとはまり
    ものすごくよくわかり
    癒されたのです。

    それ以来 
    定期的にこのアルバムを開き
    聴いて癒される私がいます。

    まず何よりもこのアルバムのジャケットの写真が素晴らしい。
    美少年、と言う言葉がぴったりの五郎さん。
    もうこの地点で満足してしまう。

    そして 歌声は
    素直であり 素朴であり 優しい。

    そしてそして 聴く人のハートを「きゅん」ってさせる
    甘さをもっています。

    「最初の恋」
    この作品はお兄さんである 佐藤寛さんの作品。

    たぶん このアルバムで 作曲家としてデビューされたのだと思いますが
    もう一曲の「愛のエレジー」は 五郎さんの良さを知り尽くしていらっしゃる
    お兄さんならではの素晴らしい作品だと思います。

    このブログの検索機能で
    「佐藤寛」と打つと
    お兄さんのかかわられた作品がずらっと出てくるので
    見ていただきたいのですが

    私が 独断で決めるとすると
    やっぱり ベスト1は「私鉄沿線」だと思います。
    これは みなさんも異論はないでしょう。

    そしてそれから・・・は
    それぞれの好みだと思うのですが
    私が2番目にあげるとしたら「通りすぎたものたち」です。
    この二曲は 私の中でのランク付けでは
    不動のものです。
    それくらい好きです。

    佐藤寛という作曲家しか
    できなかったことがある。
    (ここは プロフェッショナルのナレーション風に読んでほしいところです)

    それは やはり
    「野口五郎」という人間を
    「佐藤靖」という ひとりの
    裸の少年に戻してくれた、ということだと
    私は思っているのです。


    だから 私はお兄さんの作品に
    お洒落さを求めたり
    かっこよさを求めたりということはしなかったなぁ。

    五郎さんの 素朴さ、優しさ
    五郎さんの健気さ 五郎さんのひたむきさ を
    求めてしまうんだろうなぁ・・・。


    私のお兄さん作品のベスト5・・・は
    あとは「少し太ったかもしれない」「多摩川」「二人の朝食」「愛のエレジー」
    あれっ 6曲だ~っ・・・
    うーーん 3位以下は そのときの気分になるけれど
    ほっとできるというか 優しい気持ちになれる作品が
    どうしても私は好きです。

    さて この作品は ラテン系のパーカッションが
    五郎さんの若さをまぶしくさせて新鮮です。

    この「最初の恋」や

    たとえば「好きなんです」のロックは
    当時の五郎さんのイメージからは
    ちょっと えっ?!、っと思うものだったけれど
    これがなんとも不思議な魅力を放ち 頭から離れなくなり
    五郎さんのイメージに男らしさと活発さとパワーを与えてくれた作品です。
    あの時代の「愛さずにいられない」のパワフルなイメージもそうだけれど
    アレンジャー馬飼野先生の力も本当に大きいです。
    貴重な世界です。

    とかなんとか・・
    いったい どこまで話題が広がり続けるんだーーーっ!
    という 突っ込みを自分でも入れたくなったので
    今日はこのくらいにしておきます。

    語っても語りつくせない楽しさが
    五郎さんの音楽にはあります。

    作品も人生も すべては うれしいコラボレーションであるっ。
    これはお兄さんの初期の作品であるっ。
    今日は そのことを叫びたい私なのでした。

    今日も五郎さんの音楽を聴こう!!

    「ラスト・ジョーク」野口五郎

    「ラスト・ジョーク」野口五郎
    作詞・阿久悠 作曲・筒美京平 編曲・筒美京平
    1979年7月21日発売アルバム

    3/13初CD化されたアルバム「ラスト・ジョーク GORO IN LOS ANGELES'79」 の
    タイトルナンバーです。<タワーレコード限定>

    話はいきなりそれるのだけれど

    昔 スター誕生という番組があり
    こわい顔をした先生が
    歌手になりたい素人の少年や少女に
    容赦のない厳しい言葉を
    難しい顔をして言われていました。

    子供ながらに
    なんて厳しい先生なんだ。
    顔からしてこわいし・・・と
    ひきつりながら見ていたのだけれど

    それでも
    その先生の話には なぜか惹かれ
    熱心に聴いていたように思います。

    その先生というのが 阿久悠先生ですが

    この年になってこの方の詩を読むと
    さすがに私も年を重ねてしまったのか
    ものすごくよくわかり
    あぁ そうだなぁ
    それが人生なんだなぁ、と しみじみと納得します。

    当時は どこか親や学校の先生の存在と重なり、
    お説教をうけているように感じたこともありますが
    たとえば 親をしみじみと懐かしむように
    この方の言葉というのは
    時間がたつにつれ胸に沁みるような気がします。

    そしたら人間勝手なもので

    もっともっと説教してほしかった。
    もっともっと人生を教えてほしかった、
    こう生きなさい、こんな風に語りなさい
    こんな風に愛しなさい、あれもこれもと
    難しい言葉でいいから
    五郎さんの歌を通して
    語っていただきたかったなぁ
    ・・・などと 私は最近阿久悠先生の詩を読みながら
    しみじみと思うしだいです。

    最近では こわい大人がいなくなってしまった。
    その人の前に立つと すべてを見透かされていると感じるような
    そんなこわい大人がいなくなってしまったのでは、と
    感じると なんだか残念です。


    この「ラスト・ジョーク」は
    その阿久悠先生が 私たちに近づいて
    激しい恋愛の感情を歌ってくださった歌です。

    作・編曲は 京平先生で
    ワイルドでありながら
    しなやかである、と感じる作品。

    もっとインパクトのある詩の世界も考えられたのでしょうが
    当時の私たちに精一杯近づいてくださったのだなぁ、と思う。

    野口五郎さんは 幸せな歌手だなぁ。
    しみじみと。

    阿久悠/筒美京平/野口五郎

    このコラボレーションのうれしさも
    しっかりと感じたい。

    五郎さんも 懸命に歌ってくれてます。

    考えてみたら 私の息子が
    この当時の五郎さんと同い年です。
    ・・・
    この若さで こんなにもたくさんの人の気持ちに応えるために
    必死でがんばられていたのだなぁ。
    人に恵まれて今の五郎さんがあるのですね。
    なんか 胸がいっぱい。

    泣きそう。

    ということで 
    アンケート作ってみました。
    ブログの右側にあります。
    好きな歌に 一言コメントを入れて投票してください。

    私は その曲に対する
    その想いを知りたくて
    アンケート作ってみました。

    どうぞ ひとことお願いします。


    追記
    もしも 阿久悠先生のファンの方が
    このブログを見られましたら
    たとえば「帰らざる時代」や「パラダイス」や「君こそわが青春」の
    阿久先生の歌詞は 人生を教え、諭してくださる素晴らしい詩ですから
    ぜひ 手にとって このアルバムでお聴きいただきたいと思います。
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    プロフィール

    のりえ

    Author:のりえ
    野口五郎さんの歌について熱く語らせていただきます。

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