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    2012
    12.09

    「 楽天家たちの島 」野口五郎

    「 楽天家たちの島 」野口五郎
     作詞 : 伊藤アキラ 作曲 : 野口五郎 編曲 : 富樫春生

    1981年10月10日発売 アルバム「ON THE CORNER」

    最近 気がつけばこの歌を歌っていて
    これは 書かねば!と思いました。

    正直このアルバムの作品について
    あれもこれも語ったつもりでいたのですが
    変だな〜っ
    見当たらないっ

    当時の私は 
    まずこの黄色いジャケットと
    五郎さんの髪型に衝撃を受けました。

    当時の自分には
    音楽的には難しいなぁ、と感じたのですが
    五郎さんとしては
    自分が作りたい音楽が作れたアルバム、
    だったのではないかと思います。

    周りの人は
    それまでの五郎さんのイメージからの
    脱却を図られたかったのかな、と
    思われた方もいたかもしれませんが

    五郎さんは 特にそうではなくて
    自分の作りたい音楽を作った、という
    ことだったのではと
    私は思っています。

    ここが なんて島なのか
    島の者たちは知らない
    それはよその国の者が
    決めりゃいいことさ 御勝手に


    五郎さんがこんな歌詞の歌を歌われることにも
    当時は驚きましたけれど

    最近は こういう世界も
    すごく楽しいし
    心が楽になるし
    こういう曲を書かれるというのも
    とてもすてきだなぁ、なんて思うのです。

    すべてをきちんと把握して
    日々規則正しく
    こうでなければならない
    ああでなければならない

    そういう日々で
    自分を追い詰めるときは
    この歌が心を軽くしてくれる。

    そして野口五郎、という歌手も
    こうでなければならない、ということはない。

    あれもこれも
    なんでもできる五郎さんなのだから
    なんでもあり、で「OK」なんだと
    この歌が なにげに
    語ってくれたように思います。

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    2012
    12.02

    「陽の当る家」野口五郎

    Category: シングルB面
    「陽の当る家」           
    作詞・ 橋本淳 作曲・筒美京平 編曲・高田 弘           
    1971年12月10日発売B

    「好きなんだけど」のB面。
    演歌でデビューされて 
    ポップスへ転向された「青いリンゴ」が大ヒット。

    それ以降 ものすごい勢いで押し上げられるように
    アイドルとしての地位を確立されていくわけですが
    「青いリンゴ」に続く 3枚目のこの作品には
    少し 演歌の名残りも感じられ
    それがまた とても初々しくフレッシュです。

    声も少しハスキーで
    ほんわりと暖かさを感じるような
    なんとも言えない素朴で甘い
    若さあふれるいいお声。

    北国の春の花を
    君に捧げたい 粉雪の中で
    僕等は恋を 知ったから


    フレッシュ!!
    本当に北国にやわらかくふりそそぐ陽ざしのよう。
    ぽかぽかの春のうれしさ。

    聴いていると気持ちも若返ります。

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