「ガラスの船」野口五郎
作詞・阿久悠 作曲・宇崎竜童 編曲・船山基紀
1979年5月10日アルバム「南十字星」
当時は 難しくてよくわからなかったのだけれど
今聴くと うーーん沁みる!!、と
思う作品があるものですが
まさに この曲は そんな一曲です。
当時は 「うーーん渋いっ!」と
苦さすら感じ よく理解できなかったように思います。
まだ私もきれいな夢ばかり追いかけたい時代で
大人の世界にはあこがれましたが
どこか まだ子供でいるんだと抵抗しているような時代でした。
自分の イメージした五郎さんと
なんか違う〜っ、って思ったような気がします。
でも 今聴くと
わぁ こんなに いい曲だったんだ、
すっごく新しい世界だったんだなぁ、って
今日は 何度も聴いて
この歌の世界に浸ることが出来ました。
昔は 阿久悠先生の書かれる詩というものが
なんだか難しくて
学校の先生のようでもあり
スター誕生で コメントなどをされるお顔を
知っていた、ということもあり
どこか 強い口調でお説教をされているような
厳しさを感じることもあったのですが
私も こうして歳を重ねると
阿久悠先生の詞の言葉が
しみじみと心に沁みて
大切なことを
五郎さんを通して
語ってくださっていたのだなぁと
感じることが多くなりました。
この方の言葉は どこか予言者のようでもあり
深いなぁと
最近は好んで 聴くようになりました。
この歌は 阿久悠&宇崎竜童という
珍しいコラボレーションですが
それだけに貴重で とても面白い作品だと思います。
竜童さんならではの かっこいいメロディだなぁ。
今聴くと 驚くほどに。
そして思うのは
今の五郎さんが歌ったら
もう すっごーーく かっこいいと思います!!!
不幸を捨てに 行く気であれば
この手をとってあげるけど
あなたの傷はなおりはしない
あなたがその気になるまでは
こわれもの こわれもの
こわれもの こわれもの
こわれもの ガラスの船
うーーん 今聴くとしびれる〜っ
良くわかる!!
なんで 当時はわからなかったのだろう
すっごくかっこいい!
とっても難しい歌なのに
五郎さん この若さで 本当にすごい。
テクニック的なものも 聴かせてくれます。
ニクイなぁ やってくれます 五郎さん!
最後の「こわれもの」のリフレインが
ググッと胸に効いてくる。
うーーん 今の五郎さんに ぜひ歌っていただきたい一曲です。
みなさまのこの曲に対する感想も
聞かせていただきたい気がします!
作詞・阿久悠 作曲・宇崎竜童 編曲・船山基紀
1979年5月10日アルバム「南十字星」
当時は 難しくてよくわからなかったのだけれど
今聴くと うーーん沁みる!!、と
思う作品があるものですが
まさに この曲は そんな一曲です。
当時は 「うーーん渋いっ!」と
苦さすら感じ よく理解できなかったように思います。
まだ私もきれいな夢ばかり追いかけたい時代で
大人の世界にはあこがれましたが
どこか まだ子供でいるんだと抵抗しているような時代でした。
自分の イメージした五郎さんと
なんか違う〜っ、って思ったような気がします。
でも 今聴くと
わぁ こんなに いい曲だったんだ、
すっごく新しい世界だったんだなぁ、って
今日は 何度も聴いて
この歌の世界に浸ることが出来ました。
昔は 阿久悠先生の書かれる詩というものが
なんだか難しくて
学校の先生のようでもあり
スター誕生で コメントなどをされるお顔を
知っていた、ということもあり
どこか 強い口調でお説教をされているような
厳しさを感じることもあったのですが
私も こうして歳を重ねると
阿久悠先生の詞の言葉が
しみじみと心に沁みて
大切なことを
五郎さんを通して
語ってくださっていたのだなぁと
感じることが多くなりました。
この方の言葉は どこか予言者のようでもあり
深いなぁと
最近は好んで 聴くようになりました。
この歌は 阿久悠&宇崎竜童という
珍しいコラボレーションですが
それだけに貴重で とても面白い作品だと思います。
竜童さんならではの かっこいいメロディだなぁ。
今聴くと 驚くほどに。
そして思うのは
今の五郎さんが歌ったら
もう すっごーーく かっこいいと思います!!!
不幸を捨てに 行く気であれば
この手をとってあげるけど
あなたの傷はなおりはしない
あなたがその気になるまでは
こわれもの こわれもの
こわれもの こわれもの
こわれもの ガラスの船
うーーん 今聴くとしびれる〜っ
良くわかる!!
なんで 当時はわからなかったのだろう
すっごくかっこいい!
とっても難しい歌なのに
五郎さん この若さで 本当にすごい。
テクニック的なものも 聴かせてくれます。
ニクイなぁ やってくれます 五郎さん!
最後の「こわれもの」のリフレインが
ググッと胸に効いてくる。
うーーん 今の五郎さんに ぜひ歌っていただきたい一曲です。
みなさまのこの曲に対する感想も
聞かせていただきたい気がします!
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「沈んだ時計」野口五郎
作詞・兵野ひづる 補作詞 大日方俊子 作曲・筒美京平 編曲・馬飼野俊一
1972年発売
アルバム「青春の旅路」
16歳の五郎さんの素直で素朴な歌声が
心を癒してくれるすてきなアルバムです。
女性の心をキュンとさせる甘い歌声。
16歳の五郎さんの魅力がぎゅっと詰まっています。
私は初期の作品の中では
このアルバムが特に好き。
ジャケットの美少年の五郎さんの写真も好き。
当時のセブンティーンという雑誌の公募で
選ばれた詩ということもあり
とても詩の世界が身近でわかりやすく
自分と重ねあわせることができた、ということも大きかったです。
この公募、というのも
けっこうおもしろくて
たとえばこの作品もそうですし
「オレンジの雨」も公募から選ばれた詞ですから
とても素晴らしい企画だったと思います。
願わくばまた 詞を公募で・・・という企画をやってほしいなぁ・・
絶対参加するのに、って思うのですが
なかなかもう そういうチャンスもありませんけれど。
約束の時間は とっくに過ぎたのに
僕の影だけが砂にうつっている
一年前の今日の この静かな海辺で
かわした約束を
<<君は忘れてしまったの>>
16歳の五郎さんが
今も私に問いかける
「君は忘れてしまったの?」
・・・・
忘れるものですか〜っ
こんなにすてきな五郎さんなのにーーっ!
忘れたくてもきっと忘れられない〜っ
五郎〜〜〜っ!
(どうしよっ だんだん変っ)
そんな感じで 段々と私のお熱も上がっていったように思います。
素直な優しい歌声。
今聴いても 心がとても癒される世界です。
作詞・兵野ひづる 補作詞 大日方俊子 作曲・筒美京平 編曲・馬飼野俊一
1972年発売
アルバム「青春の旅路」
16歳の五郎さんの素直で素朴な歌声が
心を癒してくれるすてきなアルバムです。
女性の心をキュンとさせる甘い歌声。
16歳の五郎さんの魅力がぎゅっと詰まっています。
私は初期の作品の中では
このアルバムが特に好き。
ジャケットの美少年の五郎さんの写真も好き。
当時のセブンティーンという雑誌の公募で
選ばれた詩ということもあり
とても詩の世界が身近でわかりやすく
自分と重ねあわせることができた、ということも大きかったです。
この公募、というのも
けっこうおもしろくて
たとえばこの作品もそうですし
「オレンジの雨」も公募から選ばれた詞ですから
とても素晴らしい企画だったと思います。
願わくばまた 詞を公募で・・・という企画をやってほしいなぁ・・
絶対参加するのに、って思うのですが
なかなかもう そういうチャンスもありませんけれど。
約束の時間は とっくに過ぎたのに
僕の影だけが砂にうつっている
一年前の今日の この静かな海辺で
かわした約束を
<<君は忘れてしまったの>>
16歳の五郎さんが
今も私に問いかける
「君は忘れてしまったの?」
・・・・
忘れるものですか〜っ
こんなにすてきな五郎さんなのにーーっ!
忘れたくてもきっと忘れられない〜っ
五郎〜〜〜っ!
(どうしよっ だんだん変っ)
そんな感じで 段々と私のお熱も上がっていったように思います。
素直な優しい歌声。
今聴いても 心がとても癒される世界です。
「ときにはラリー・カールトンのように」 野口五郎
作詞・麻生香太郎 作・編曲 佐藤寛
1976年12月21日アルバム発売
このアルバムについては
もっと書いていた気持ちでいたのだけれど
これまでには
「少し太ったかもしれない」と
「多摩川」についてしか
書いていないことに気がつきました。
書いても書いても五郎さんの世界は
果てしない〜〜っ!!
ついつい忙しくて またゆっくり、と
放置気味でしたが
もう少し まじめに書かなくては、と
秋が来て はたと考えました。
というのも
このプログ、実は 私がやっているページの中で
ダントツにたくさんの方に見ていただけているページなのです。
自分で言うのも・・ですが
読み返してみると 結構面白いような・・・(*^^*)
えへっ!!
しかも 最近気がついたのだけれど
177万あるプログの中で
最初の頃はランクもつかなかったけれど
このごろは ちゃんとランキングに入っている日がある!!
おーーーっ えらいこっちゃ!
(気づくのが遅い)
それだけ 野口五郎さんに対する関心が大きい!!ということです。
まずは「僕をまだ愛せるなら」
買って聴いてください〜っ!!と
叫んだ上で レビュー参ります!!
(前置きが長すぎてすみません)
「ときにはラリー・カールトンのように」
五郎&寛 兄弟アルバム第二段。
このアルバムは 編曲もすべてお兄さん。
五郎さんだけでなくお兄さんも進化し続けられて
お二人で楽しんで作られたということを
とても感じられる作品。
タイトルには 五郎さんが敬愛される
ラリー・カールトンのお名前が入り
ゴキゲンな作品です。
何年ぶりだろう こんなにくつろいだのは
何年ぶりだろう こんなに飲んだのは
誰にも縛られずに
時間も気にせずに
好きなものを身の回りに置いて
好きな音楽を聴く。
好きなときに行きたい場所に行き
好きな人のために何かをし
好きなことに没頭する。
まさにパラダイス。
なかなかそれは現実には難しいことだけれど
音楽で心は解きはなされ、自由になれる。
五郎さんが うれしさいっぱいに
この歌を歌われているのが
とてもうれしい。
この歌を聴くと
もっともっと自分を喜ばしてあげたい、
楽しんでいいんだ、って思う。
人生は楽しく!
おかげさまで私も充実しています。
作詞・麻生香太郎 作・編曲 佐藤寛
1976年12月21日アルバム発売
このアルバムについては
もっと書いていた気持ちでいたのだけれど
これまでには
「少し太ったかもしれない」と
「多摩川」についてしか
書いていないことに気がつきました。
書いても書いても五郎さんの世界は
果てしない〜〜っ!!
ついつい忙しくて またゆっくり、と
放置気味でしたが
もう少し まじめに書かなくては、と
秋が来て はたと考えました。
というのも
このプログ、実は 私がやっているページの中で
ダントツにたくさんの方に見ていただけているページなのです。
自分で言うのも・・ですが
読み返してみると 結構面白いような・・・(*^^*)
えへっ!!
しかも 最近気がついたのだけれど
177万あるプログの中で
最初の頃はランクもつかなかったけれど
このごろは ちゃんとランキングに入っている日がある!!
おーーーっ えらいこっちゃ!
(気づくのが遅い)
それだけ 野口五郎さんに対する関心が大きい!!ということです。
まずは「僕をまだ愛せるなら」
買って聴いてください〜っ!!と
叫んだ上で レビュー参ります!!
(前置きが長すぎてすみません)
「ときにはラリー・カールトンのように」
五郎&寛 兄弟アルバム第二段。
このアルバムは 編曲もすべてお兄さん。
五郎さんだけでなくお兄さんも進化し続けられて
お二人で楽しんで作られたということを
とても感じられる作品。
タイトルには 五郎さんが敬愛される
ラリー・カールトンのお名前が入り
ゴキゲンな作品です。
何年ぶりだろう こんなにくつろいだのは
何年ぶりだろう こんなに飲んだのは
誰にも縛られずに
時間も気にせずに
好きなものを身の回りに置いて
好きな音楽を聴く。
好きなときに行きたい場所に行き
好きな人のために何かをし
好きなことに没頭する。
まさにパラダイス。
なかなかそれは現実には難しいことだけれど
音楽で心は解きはなされ、自由になれる。
五郎さんが うれしさいっぱいに
この歌を歌われているのが
とてもうれしい。
この歌を聴くと
もっともっと自分を喜ばしてあげたい、
楽しんでいいんだ、って思う。
人生は楽しく!
おかげさまで私も充実しています。
「帰らざる時代」 野口五郎
作詞・阿久悠 作曲・筒美京平 編曲・船山基紀
1979年7月21日発売アルバム「ラスト・ジョーク」
「帰らざる時代」は
オープニングナンバーだけに
華がありパワーがあります。
かなりアップテンポで
五郎さんの歌の中でも珍しいような感じさえします。
次々に展開していき
めくるめく世界という感じです。
すごく豪華です。
最近は 特に阿久悠先生の詞を
しみじみと味わいたい気分です。
阿久悠先生の詞は
迷いを断ち切る強さがあり
通り過ぎた後で
それはそれで必要だったんだよ、と
肯定してくれる悟りが
詞の中に感じられます。
だからもう
いいんだよ。
そして前に進むんだよ、という
強いメッセージがあります。
特にこの詞には
人生を教えられた気がします。
ひたむきに愛する故
傷つけて傷つけられ
しあわせに近づきすぎ
何もかもむなしく見え
そんな詞の意味を
まだ幼い私たちは
理解することもできませんでしたが
そういう言葉を知っていたことは
とてもこの人生にとって大きいことでした。
五郎さんの歌声も力強く響いています。
上がったり下がったり
本当に難しい歌です。
トランペットの高音もすごいですが
五郎さんの高音も低いところから
いきなり高音へと移るところなど
本当に圧倒される歌唱です。
正直 これほどの音域の歌
野口五郎という歌手でなければ歌えないと思います。
すっごい難しい歌なのに
五郎さんってすごいです。
何事もそうですが
一流の人って
難しいことを 簡単そうにこなしてしまう。
そしてさらに 人を楽しませわくわくさせる。
そしてさらにさらに
この詩の世界を 熱く表現されている。
野口五郎さんという歌手は
上手いだけではない。
やっぱり一流は ハートが違うんだ。
なんだかとても
誇らしい気持ちです。
作詞・阿久悠 作曲・筒美京平 編曲・船山基紀
1979年7月21日発売アルバム「ラスト・ジョーク」
「帰らざる時代」は
オープニングナンバーだけに
華がありパワーがあります。
かなりアップテンポで
五郎さんの歌の中でも珍しいような感じさえします。
次々に展開していき
めくるめく世界という感じです。
すごく豪華です。
最近は 特に阿久悠先生の詞を
しみじみと味わいたい気分です。
阿久悠先生の詞は
迷いを断ち切る強さがあり
通り過ぎた後で
それはそれで必要だったんだよ、と
肯定してくれる悟りが
詞の中に感じられます。
だからもう
いいんだよ。
そして前に進むんだよ、という
強いメッセージがあります。
特にこの詞には
人生を教えられた気がします。
ひたむきに愛する故
傷つけて傷つけられ
しあわせに近づきすぎ
何もかもむなしく見え
そんな詞の意味を
まだ幼い私たちは
理解することもできませんでしたが
そういう言葉を知っていたことは
とてもこの人生にとって大きいことでした。
五郎さんの歌声も力強く響いています。
上がったり下がったり
本当に難しい歌です。
トランペットの高音もすごいですが
五郎さんの高音も低いところから
いきなり高音へと移るところなど
本当に圧倒される歌唱です。
正直 これほどの音域の歌
野口五郎という歌手でなければ歌えないと思います。
すっごい難しい歌なのに
五郎さんってすごいです。
何事もそうですが
一流の人って
難しいことを 簡単そうにこなしてしまう。
そしてさらに 人を楽しませわくわくさせる。
そしてさらにさらに
この詩の世界を 熱く表現されている。
野口五郎さんという歌手は
上手いだけではない。
やっぱり一流は ハートが違うんだ。
なんだかとても
誇らしい気持ちです。