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    2011
    12.07

    「白い風景」 野口五郎

    「白い風景」 野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・佐藤寛 編曲馬飼野俊一
    1976.3.10アルバム発売

    兄弟アルバムは第一弾があってこその第二弾
    第三弾があるわけですが
    特に胸に沁みる 素晴らしい出来のアルバムで
    私も大好きなアルバムの一枚です。

    作家と歌手にも
    相性というものがあると思うけれど
    やはり 野口五郎という歌手と
    山上路夫という作詞家の相性は
    特に良かったと 私は思うのです。

    山上先生は今も活躍されており
    先日も作詞大賞を受賞されたと聞きましたが
    本当に懐かしく 
    再びのコラボを心から望む
    尊敬する作家の一人です。

    山上先生の詩というのは
    言葉が すぅ〜っと
    胸に入ってくる言葉であり
    決してどろどろせず

    山上先生は
    すべてを美しくして
    この心もきれいにしてくれるような
    フィルターをお持ちなのだなぁ。

    どこか夢のようでもあり
    けれど すべてにあてはまり
    切なく甘くキュンとするすてきな世界。

    「白い風景」
    当時の「野口五郎」らしい曲で
    満たされた一曲。

    このアルバムは 馬飼野俊一先生の
    ストリングスアレンジが効いていて
    より甘く美しい世界に仕上がっていると思います。


    「あなたはここにいてと それだけ言って
     白いスカートひるがえして あなたはゆく
     こんなに空は青く 明るい午後に
     なぜに僕ら二人だけが 別れるの」

    五郎さんの甘い声に
    もうめろめろだったあの頃。
    切なくて 歌を聴いては
    わけもなく泣けて

    歌を聴いていると
    青空と悲しみが目に沁みてたまらなかった。

    振り返ればこんな風に
    心に残る愛に憧れた
    悲しみもきっと
    美しい記憶になると信じられた。

    愛はまだ知らなかったけれど
    去っていくときはこんな風に

    美しい残像を残し
    静かに去っていく別れがいいと
    子供ながらに思った。

    「せめてあなたの幸せを祈るだけ」

    祈れればいいと思った。
    美しい思い出がある人生に憧れた。

    振り返ればいつも
    五郎さんの歌があったし
    だからこそ 美しい記憶が
    私にはあるのだと思います。

    五郎さんの歌があって良かったと
    しみじみと思えるのです。

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