「多摩川」野口五郎

    「多摩川」 野口五郎
    作詞・及川恒平 作曲・編曲 佐藤寛
    1976.12.21発売アルバム「ときにはラリー・カールトンのように」

    今日は久しぶりに「ときにはラリー・カールトンのように」を
    聴きました。
    今日はふと このアルバムのラストナンバーが聴きたくなったのですが
    いろいろ聴いていたら
    あぁ そうだ この「多摩川」
    当時 本当によく聴いたなぁ・・・って
    すごく懐かしく思い出して胸がジーンとしました。

    当時の等身大の自分自身がこの歌に映ります。
    この歌を聴きながら自転車でよく走ったなぁ・・って。
    あの頃は 毎日のんびり
    いっぱいいっぱい時間があって
    何をしよう、と 考えることもいっぱいありました。

    今のように時間に追われ
    あれもしたい これもしたい
    あれもしなくちゃ これもやってないのに・・・
    なんて 思うこともなくって

    ゆったり のんびり
    毎日ほんわりふわふわ

    時々
    「きゃー 五郎〜〜っ!!」なんて叫びながら
    毎日五郎さんの歌を好きなだけ聴いて 
    そして大きな声で歌って・・・
    夢ばかり心に描いて 
    母のそばでいつも甘えさせてもらい
    本当にのどかで平和で
    幸せな日々だったのだなぁ・・・と
    そんなことを思う この歌「多摩川」なのでした。

    いつもこの歌が口を突いて出るときは
    自分がゴキゲンな時。
    なんだかうきうきして
    心がほっとして自由な時に
    歌っていたような気がします。

    作詞の及川恒平さんは もと「六文銭」のメンバー
    あの「出発の歌」も及川恒平さんの作品です。
    こういう作家とのコラボも たまらなくうれしいものです。

    素朴で素直でほっとします。

    特にこの「多摩川」は
    多摩川沿いを自転車で走りながら
    淡々と見える景色や 状況描写をしているのだけれど
    だからこそ 見える自分自身なのだなぁと思ったり
    景色を眺めながら自分自身を眺めていることに
    気づくのですが
    それがとても気持ちよく感じられる気がします。

    「バックミラーに故郷が映った
     おさない僕が子犬ともつれて
     追いかけてくる声をあげて
     今いる僕は誰なのだろう」

    このところを聴くとき
    自分にも確かに見えているような気がする。
    優しい 温かい お兄さんのメロディも
    詩とピタリとはまって
    とても心地良いです。

    この歌を聴くと いつもなんだかほっとしました。
    私にとって五郎さんは いつのまにか
    自分の家族のように 近く感じる存在になっていました。
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    「紳士道」野口五郎

    「紳士道」野口五郎
    作詞・ちあき哲也 作曲・筒美京平 編曲・船山基紀
    1980.12.23発売 アルバム「スマイル」

    「渚ふたたび」のレビューを書いたので
    次はこの曲「紳士道」。

    なかなか渋い世界。
    歌い方もぐっと男らしくシブイ感じ。

    思うに ちあき哲也さんの詩は
    哲学的。
    すぐに パッと 詩の世界がわかるのではなく
    聴くごとに 年を重ねるごとに
    何度も聴いて
    あぁ そうか 
    そういうことだったのかと
    人生とともに共感する世界のように感じます。

    だから深いんだな〜。

    大人の世界というものは
    時間をかけて味わうものなのだと思います。

    「いたいほど 踊ってみても
     淋しさが あいつを盾に荒れる夜・・・
     女のもろいポーカーは
     誰かのなれた てさばきの・・・」

    歌詞の意味が難しいのだけれど
    京平先生の音楽と 船山先生のアレンジは心地良いです。
    あまり五郎さんにはないリズムだけれど
    こういうリズムの取り方も
    気持ちよく乗れる。

    大人の五郎さんにふさわしい
    シブイ色気のある作品だと思います。

    「渚ふたたび」野口五郎

    「渚ふたたび」野口五郎
    作詞・ちあき哲也 作曲・筒美京平 編曲・大村雅朗
    1980.12.23発売 アルバム「スマイル」

    アルバム「スマイル」のオープニングタイトル。
    このアルバムの作品を歌う五郎さんも
    もう十分に大人であったように思います。
    10周年を迎えた五郎さん。
    節目の年に出されたアルバムです。

    まだ少女の域にいた自分には
    かなり背伸びをして聴く感覚がありました。
    かなり「大人」を意識した内容のように感じました。
    当時の私には このアルバムは 
    かなりアダルトな感じ。

    一番親しみやすかったのがこの「渚ふたたび」

    大人になっていく切なさ
    まだよくわからない人生の意味。
    燃え上がるものが 潮が引くように
    どうしたら引いていけるのかもわからない時代。

    この歌を聴くと なんだか少し人生を悟った気がして
    あぁ 自分もすこしずつ
    大人になっているんだ・・・
    なんてキュンとしたものです。

    今読むと この詩の深さがとてもわかる。
    海に行きたい時
    海の前に立ちたいときは
    本当にこんな気持ちの時だと
    私も思うから。

    「あの胸にみちてた
     恋びとの あわれさ
     ふと 思い疲れて
     いつかさめてる恋も あるさ」

    本当はね。
    きっと強がりだと思う。
    だけどもう
     なんか冷めちゃった、って
    自分に言い聞かせて
    ふりきって
    誰も責めないで
    もうここから 
    新しくやり直そう・・・って
    思ったのじゃないかな。

    昔は そう思わなかった。
    好きでいたいのに
    気持ちが冷めちゃって
    どうして好きでいられないのだろう、って
    どうして自分が心変わりしちゃったのだろう・・・
    そういう気持ちを歌った歌なのかな、って
    思ってた。

    人の解釈は色々あると思うけれど
    私はそう思う。

    本当に傷ついたから
    帰ってきたんだと。
    これ以上の愛などないだろう場所に。
    ふたたび。


    いろいろと聴く人によって変わっていく
    とても深い詩だと思います。

    それから特記しておきたいことは
    この曲もそうですが
    アルバムの中 5曲
    アレンジャーが大村雅朗さんだということです。

    才能に溢れた
    名アレンジャーの登場、と
    とても将来を楽しみにしていた方だっただけに
    若くして亡くなられたことは
    本当に残念でなりません。

    83年の作・編曲作品
    聖子ちゃんの「SWEET MEMORIES」が
    何より衝撃的で印象に残っていますが

    80年のこの 五郎さんとのコラボレーション。
    うれしいものですし貴重だと思います。

    「フライトボード」 野口五郎

    「フライトボード」 野口五郎
    作詞 : 秋元康 作曲 : 筒美京平 編曲 : 川村栄二

    1983年6月発売のアルバム「過ぎ去れば夢はやさしい」の一曲目。
    今 まさに時の人「秋元康」さんが 書かれた詩です。

    なんとこの曲がCD化されているということを
    知ってびっくり。
    「秋元流」という4枚組のCD。

    秋元作品は「フライトボード」「言い訳もしたくない季節」の2曲。
    どちらも いい歌です。 おしゃれな仕上がりです。

    このフライドボードは特に2番目の歌詞がいい。

    「そんな人もいたっけなんて
     さりげなく言えたらいいよね」


    ここのところが ものすごく私は好き。

    ここの歌詞と曲が もうぴったりで
    ふっと 口をついて出てしまいます。

    ここのフレーズだけで この歌は二重丸。

    別れを重くしないで
    いつまでも引きずらないで

    こんな風にさらりと
    風とともに飛んで
    消えていくことも
    人生には必要でしょう。

    おしゃれで クールで
    かっこいい歌。
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    のりえ

    Author:のりえ
    野口五郎さんの歌について熱く語らせていただきます。

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