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    2011
    03.29

    「新しい夜明け」野口五郎

    「新しい夜明け」 野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・佐藤寛 編曲・東海林修.
    1975年6月 第2回広島 平和音楽祭参加曲

    2011年3月11日午後2時46分ごろ、
    三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生しました。
    津波や火災などにより 町は壊滅的な被害を受け
    たくさんの方が犠牲になられました。
    心よりお悔やみ申し上げます。

    家も町も何もかもが消えたような状態の中
    避難所生活を余儀なくされ
    寒さに耐え 物資も行き渡らない大変な状況にありながらも 
    譲りあい 支えあい 秩序を守り 思いやりの心にあふれ
    懸命に頑張っていらっしゃる方々のお姿をテレビなどで拝見するたび
    日本人は心をひとつにして 乗り越えていかなくてはと
    心から思いました。
    この素晴らしい日本人の姿、誇りにして
    私たちもしっかりと力を合わせてがんばらないといけないと思っています。
    どうか どうか がんばって 乗り越えてほしい!!と
    祈らずにはいられません。


    そしてずっとここのところ
    心に流れ、いつも聞いている音楽があります。
    それがこの「新しい夜明け」です。

    本当に 今こそ みなさんに聞いていただきたい作品です。

    負けないで、
    きっときっと夜明けは来るから。
    みんなで手を取り合って
    生きる望みをもって
    どんなことも乗り越えて
    しっかりと前に進んで!

    そんな想いが この歌にはいっぱいに詰まっているように思います。
    この歌は祈りの歌です。

    生きてきて 苦しい時 悲しいとき
    常にそばで 私を励まし続けてくれたこの歌だからこそ
    今 みなさんに届けたい気持ちでいっぱいです。

    「悲しみにうちひしがれて 生きるのぞみを
      失くしたあなたに 心からつげたい
      また夜をこえて 生きてゆこうよ
        負けないで明日へ 
     あの空をそめて あなたにも新しい
        夜明けは来るよ 」


    朝の来ない夜はない!!
    いつか 尊い光に満ちた夜明けがきっと来る!!

    この歌を聴くと心に希望が溢れてきます。

    山上路夫先生の詩は
    心に温かく届く言葉です。
    そして作曲は 五郎さんのお兄さん。
    自然と口をついて出る詩とメロディ。
    本当に沁みます!!

    1975年6月の第2回広島平和音楽祭では
    編曲をされた東海林修先生の指揮によりご披露されました。
    格調高くパワフルな編曲と演奏も圧巻。
    力強い プラスにも負けない歌声は魂の叫びにも似て
    すべての人を勇気づける素晴らしい歌声でした。

    アルバム「5年の歩み」に
    添付された超お宝レコードには
    山上路夫先生の構成で
    五郎さんのナレーション
    胸を打つ素晴らしいメッセージが添えられています。

    「がんばろう日本!!」
    みんなで 夜明けを迎えよう。
    闇の中のひとすじの光になれることを祈りながら
    今自分ができることを やっていこう!!


    よかったらこちらもご覧ください。
    http://norie-net.com/cont.html#songs54
    http://norie.livedoor.biz/archives/cat_50031283.html

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