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    2009
    09.16

    「傷だらけのたびだち」野口五郎

    Category: シングルB面

    「傷だらけのたびだち」野口五郎      
    作詞・阿久悠 作曲・筒美京平 編曲・筒美京平     
    1974年2月5日発売B面

    野口五郎といえば 
    それまでのシングル曲のイメージが大きく
    甘く哀愁の感じられる静かなイメージを持っていました。

    特に私は 「甘い生活」頃から五郎さんに夢中になったので
    大人のしっとりとした
    甘く切ない歌声の五郎さんのイメージから入ったもので
    後追いで この歌を聴いたときには
    本当に衝撃を受けました。

    これほどまでにストレートに
    若さと熱をもって
    激しいほどに熱く熱く歌われるこの作品は
    当時としては冒険であったに違いないのですが
    私たちは めまいとともに
    ますます野口五郎に対しての熱が上がっていったのです。

    B面にするには 本当にもったいない作品、
    野口五郎だって これくらい激しく歌うのよ〜っ!!
    ・・と みんなに聞かせて歩きたかった作品。

    「君を抱きしめる力がほしい
     奪い去る勇気が
     待てという自信がほしい
     何もない今のぼくがとてもくやしい
     ア ア ア くやしい」


    みんなこわれるほどに抱きしめられた気分だったな〜マジで。(*^^*)
    奪い去って〜っ
    いつまでも待つから〜っ
    「GORO〜〜っ!!」(ざあざあ!!)

    (かなり危険だった〜)

    そんな時代もあったのよ。
    人を好きになるということが こんなに切ないなんて・・・
    五郎さんに 恋する切なさも教えてもらって
    みんな乙女で優しくすてきな女性になったのよ〜。
    (自分で言うかな・・みたいな)


    阿久悠さんは 意図的に五郎さんにいつも
    あえて力強い男らしい詩を書いてくださったのだと私は思っています。

    たとえ野口五郎のイメージと違っても
    それが世間に受け入れられなくても
    阿久悠さんは 野口五郎という歌手に 
    力強く情熱的な男性としての詩を書き続けてくださった。
    それが 阿久悠さんの五郎さんに対する想いであるし
    愛情であるし 作家としての誇りだったと
    私は想っています。(うるうる)


    作詞家の先生達の
    五郎さんに対する深い愛情にも
    歌を聴くたびに心から感謝したい気持ちでいっぱいです。

    この時代だけにしか 表現できない世界
    大人の一歩手前の 若さと情熱がほとばしる時代
    若く熱い時代は 叫び声とめまいと切なさの中
    嵐のように過ぎていきました。

    いい歌はいつまでもみんなが愛しつづけます。
    この歌があってよかった!
    そう思える作品です。

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