「頬色のバラード」野口五郎 (「さよならの色をおしえてください」ー愛の肖像Ⅱー)

    「頬色のバラード」野口五郎 (「さよならの色をおしえてください」ー愛の肖像Ⅱー)
    作詞・麻生香太郎 作曲・東海林修 編曲・東海林修

    1976年10月24日~1121日  秋の五大都市コンサート~針葉樹~ 初演

    たとえば 
    見えない風を見つめ
    色を感じることがあります。

    たとえば
    見えない哀しみが
    この目に沁みることがあります。

    私は そういう 目に見えないもの、
    この胸にあふれる言葉にはできないような
    熱い感情を 大切に生きていたいと思うのです。

    そして 美しいものに憧れます。

    美しい音楽は この人生も美しくしてくれると
    私は思っているのです。

    1976年の秋のコンサートで披露された
    「さよならの色をおしえてください」ー愛の肖像Ⅱー)

    「すみれ色のバラード」は先日書きました。
    よかったら見てください。
    http://littlegirl5636.blog.fc2.com/blog-entry-67.html

    聴いた当時は 随分大人の世界だと思いました。
    まだ夢の世界に生きていたい自分でした。

    語りの部分は
    悲しいほどにリアルでした。
    そしてあまりにも大人の世界のように感じました。

    私は この語りの
    リアル過ぎる部分は
    少し置いておいてもよいのでは?と思います。

    提案したいのは
    「すみれ色のバラード」
    「すれちがいのバラード」
    「頬色のバラード」
    「ためいき色のバラード」
    「夜汽車色のバラード」
    「すみれ色のバラードⅡ」と
    楽曲だけを聴いてみてほしい。

    ひとつずつ
    一曲一曲の
    その世界の美しさを感じてみてほしい。
    そう思うのです。

    そして物語を
    自分なりのイメージで描いてみる。
    そんなことをしてみるのも素敵なのではないでしょうか。

    「頬色のバラード」
    美しく 優しく
    そして あたたかい。

    言葉がとても胸に沁みます。

    そしてとてもやわらかく美しいメロディです。

    優しく語りかける五郎さんの声、
    この歌声のやわらかさと優しさ

    とてもとても甘く包みこむように
    愛おしさであふれています。

    描きかけの あの肖像画に
    僕はもういちど 絵筆をとろう
    あの頃の頬のまぶしさよ
    あの頃の髪のつややかさ
    いくつになっても 少女のような
    あなたを あなたを 描きたい


    心に描く肖像画には
    少女のような可憐な女性・・・・

    そこに描かれているのは
    実は ながめている自分自身ではないでしょうか。

    私は あの時と同じ
    少女のような心があるでしょうか
    私は あの時と同じ
    美しさがあるでしょうか

    五郎さんの声が語りかけているような気がする・・・

    「どうか 変わらないで・・・」と。

    慈しむような
    優しい歌声


    もういちど私たちは
    あの日の少女にもどりたい。

    今自分のカンバスに描かれている絵を
    もう一度 見つめ直してみたい。

    そしてもう一度
    描き直してみようと思っています。


    「帰れ あなたよ 僕の胸に」

    静かに心に語りかけてくれる作品です。
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    「故郷に帰る」野口五郎

    「故郷に帰る」野口五郎
    作詞・大日方俊子 作曲・馬飼野俊一 編曲・馬飼野俊一
    1973.3.15アルバム発売

    お盆でもあり
    今日は8月15日ということもあり
    なんだかふるさとが恋しい一日です。

    いつも帰りたいと思うのに
    あまり帰ることもせずに
    いつも心で
    「お父さんお母さんごめんね」と呟くけれど
    ふるさとに両親がいてくれる、
    それだけで がんばれる気がする。

    帰れる場所がある。
    ただそれだけでどうしようもなくうれしい。

    最近 どうも私は
    初期の五郎さんの歌ばかり聴いているようです。

    このアルバムは
    後追いの私には
    なかなか手に入れることができなくて
    やっと見つけた、という感じで聴けたアルバムでした。

    正直 初めて聴いたときには 
    五郎さんが歌っているときにも
    ずっと叫びつづけている「キャーキャー」が
    どうしようもなく残念で

    この叫び声がなかったら
    もっと五郎さんの歌声に浸れたのにと
    思っていました。

    私がファンになった頃には
    もうコンサートで五郎さんが歌われているときは
    静かに聴く、ということが出来ていたからです。

    けれど
    五郎さんも若かったけれど
    ファンも若かったんだなぁ〜っ。

    今叫び続けよ、と言われたら
    みんな引くし
    考えただけで
    とても無理?、なんだけれど
    この頃のファンの情熱とパワーは
    本当にすごい。

    度が過ぎたこともあったかもしれないけれど
    ファンも必死で五郎さんの背中を
    押し続けていたのだと思います。

    こんなに女性を夢中にさせた五郎さん。
    すごいすごい。

    ふるさとの美濃でのコンサート
    この曲では 馬飼野俊一先生が指揮をされて
    より迫力があります。

    誰と歩いた この道を
    誰と話した この町で
    夢があるから 故郷離れ
    涙で描いた孤独な夜
    幸せが今も 心はさまよう


    まさに 五郎さんの気持ちそのもの。
    苦しかった日々、
    乗り越えてきた試練。

    そしてそして
    さらに夢に向かう五郎さんの
    「心」が見える一曲。

    また故郷に戻って
    またここから 夢に向かって進むんだという
    五郎さんの熱い思いが歌声にあふれています。

    駆け足で 帰る故郷へ
    たったひとつの ふるさとへ

    私も心だけは
    今日は ふるさとに帰ろうと思います。

    「嘆きの讃美歌」野口五郎

    「嘆きの讃美歌」野口五郎
    作詞・千家和也 作曲・編曲 馬飼野俊一
    1974.4.10アルバム発売 「'74GORO IN KOKUSAI こころの叫び」

    昨日「愛は傷つくもの」のレビューを書きましたので
    「嘆きの讃美歌」は書いておかなければと思いました。

    ほとばしる情熱
    抑えても抑えきれない感情
    もがき 苦しみ 涙するのは
    一途な想いゆえ

    そして若さゆえなのです。

    泣きながら歌う五郎さん

    ファンもこの頃は若かったせいか
    そんな五郎さんに
    絶叫する方も多かったのです。
    ライブ盤ならではの迫力

    ますます狂おしく燃える想い。

    五郎さんは 
    普段は わりにシャイで
    人見知りするとおっしゃっていました。
    特別社交的ということもなかったように思いますし
    とても物静かな青年でしたけれど

    歌を歌うときは
    もうすべてをさらけ出して
    生身の人間「野口五郎」そのもので
    ファンの前で
    歌ってくださっていました。

    そのギャップもあり
    五郎さんの歌を聴くと
    もうファンも ノックアウト状態で
    (失神する人も多かったと聞きますけれど)
    この歌も 本当に
    乙女の心をわしづかみにして
    離さないような作品なのです。

    「僕は駄目だよ 僕は駄目だよ
     死んでしまいそうだよ
     だけど君を だけど君を
     にくんだりはしないさ」


    もうだめよ
    死んでしまいそうよ
    にくんでしまいそうよ

    「いやだ! いやだ!いやだ!」

    五郎といっしょに心の中で叫んだ気がします。

    そして心の中 この歌がぐるぐる回る
    「讃美歌の流れる けがれない教会」
    エンドレスになってしまう。

    「愛はきずつくもの」と「嘆きの讃美歌」
    静と動
    野口五郎の魅力がいっぱいです。

    「愛は傷つくもの」野口五郎

    「愛は傷つくもの」野口五郎
    台詞・瀬高徹 作曲・編曲 馬飼野俊一
    1974.4.10アルバム発売 「'74GORO IN KOKUSAI こころの叫び」

    ファンになったのは 「甘い生活」の頃だけれど
    レコード店に行くと この「'74GORO IN KOKUSAI こころの叫び」が
    壁に飾ってあって
    わぁ このレコードほしいなぁ・・・といつもながめていました。

    当時の\3,300.というのは
    小学生の自分にとっては とても大きな金額だったので
    このアルバムを買えるためにがんばろう、と
    小学生なりに目標を持ってがんばったような気がします。

    はじめて買ったアルバムの第一号だったので
    私は このレコードを胸に抱いて
    嬉しさいっぱいで 家路に着いたのですが
    本当にうれしくてうれしくて
    欲しいものが手に入るということの喜びというのは
    景色や空気まで私の中に残る感じがするほどで
    今も 不思議なことにあのときの光景は忘れられないのです。

    そして「愛は傷つくもの」から「嘆きの讃美歌」を聴くと
    涙が止まらなかった。
    あぁ 野口五郎っていう歌手は こんな狂おしいほどに
    切ない愛を歌う人なんだ。
    私は 小学生だったけれど
    もう この人しかいないと思いました。

    「愛は傷つくもの」
    これは 歌でなく 美しいメロディの流れる中
    五郎さんの台詞だけが流れる作品なのだけれど
    この「愛は傷つくもの」があって
    「嘆きの讃美歌」が どうしようもなく美しくて
    切なく哀しく響き渡ります。

    当時 五郎さんの 「あなたと五郎のラブタイム」で
    ポエムを読むコーナーを聴き
    なんてやわらかくやさしい
    ムードのある朗読をされるのだろう、と思っていましたが

    この「愛は傷つくもの」は
    特に切なく
    美しすぎて
    ひざまづいて動けない感じがしました。

    「愛ってすばらしい・・・・
     君はいつも言っていた
     愛は傷つくもの・・・
     今の僕にはそれしか言えない」

    きっとこんなに 甘くムードのある声で
    ささやけるようなすてきな男性なんて
    他にいないと思う。

    すがりついて泣いてしまいたいくらい
    たまらなくすてきな五郎さんなのでした。

    そしてそして・・・
    抑えても抑えきれないほど
    想いのあふれる「嘆きの讃美歌」へと
    続くのでした。

    あぁ・・・。
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    のりえ

    Author:のりえ
    野口五郎さんの歌について熱く語らせていただきます。

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