「さすらい気分」 野口五郎

    「さすらい気分」 野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・筒美京平 編曲・大村雅朗 
    1980年6月1発売A

    今日は愛知県の方で五郎さんのコンサートですが
    行くことが出来る方には 心より楽しんでこられることを希望します。

    今年はいろんなことが イッキに押し寄せて
    私は正直 心身ともに
    どうしようもないくらい疲れているのですが
    あぁ そうだ
    五郎さんの歌を語っていこう、と思いました。

    周りに左右されない ささやかな自分の楽しみを
    大切にしなくては・・・と思います。

    時に大きな波が押し寄せ、
    時に いきなりのスポットライトが当たり
    時に 思いもよらない絶賛の言葉を受け・・・

    けれど 時代は変わり
    波も引き、光は翳り
    人は去っていく。

    変わりゆくことが常であるこの世の中で
    そばにずっといてくれる人がいたとしたら
    それは自分にとって 奇跡の人でしょう。
    感謝を忘れてはいけないと思います。

    そして、自分の中にある 不動のものがあるならば
    それを大事にしたい。
    変わらないものを大切にして
    淡々と動かなくては、と思います。

    続けてきたことを大切にしなくては。

    さて「さすらい気分」は
    当時はドラマ「青春諸君 夏!」の主題歌でした。

    当時の私は みんなでわいわい、とか
    みんなできゃぴきゃぴとか みんなで青春!
    というようなことに抵抗がありました。
    そういう育ち方をしていなかったので
    こればっかりは仕方ないです。

    ひとりの時間が好きで
    一人で静かに楽しむ・・・というのが好きだったので
    ドラマは 見てなかったように思います。

    このレコードも
    私の場合 B面の哀愁を帯びた「夕暮れギター」の方に
    強く心を惹かれましたし 好きでした。

    それから詞についても
    あの叙情的な語りを得意とされ、
    美しく繊細な日本語の詞を書かれる
    山上路夫先生が
    歌詞に横文字を入れられたことが
    とてもショックに感じられてしまいました。
    がーーーん。

    あぁ 時代が変わったのだなぁ・・・とほほ。
    そんな気分でした。

    全部日本語にしてほしかった・・・・とか
    内心思っていました。
    (今も少しだけそう思っています。すみません。
    どうしてこう思うかというと 山上路夫先生の作品だからです。)

    でも 私の思い込みや感傷を抜きにすれば
    この世界はゴキゲンです。
    自由で 晴れやかで 爽やかです。

    編曲は 才能があり 当時勢いづいていらっしゃった大村雅朗さんです。

    聖子ちゃんの「SWEET MEMORIES」より三年も前の
    五郎さんとのコラボです。

    「青空見てたら
    どこかに行きたくなったよ
    机にお金並べてみた
    遠くは行けないね」

    遠い 少し近い寄り難い五郎さんが
    少し庶民的になって
    近くなったような感じもしました。

    肩の力を抜く必要があったから
    この歌なのでしょう。

    今聴くと 心が軽くなります。
    歌は 聴く自分が変わっていくから
    感じ方も変わって行く。

    だから歌っていいんだよな~、って思います。
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    「また 君に逢えそうで・・・・」野口五郎

    「また 君に逢えそうで…」 野口五郎  
    作詞 : 田中みほ 作曲 : 野口五郎 編曲: 猪股義周 
    1996.4.25 B面

    「さよならは、誰のため」のB面。

    この頃は シングルが 小さいディスクの時代。
    こんなに小さくなっちゃって(哀)・・・・と
    シングルジャケットをながめて
    さみしさを感じる自分は
    ビジュアル重視の
    昭和の時代に育ったせいなのでしょう。

    この作品は 五郎さん自身の作曲です。
    ハイトーンが生きる作品。
    自分で作られると ハードルが高くなります。

    より難しくなるのは アーティストとして
    もっともっと・・・と挑戦を自分に課されるからでしょう。
    この頃は特に キーの高い歌が多かったように思います。

    五郎さんが歌手になるために生まれてきたんだとわかるのは
    ずっと 昔のままのキーで歌い続けられる、ということ、
    声量が豊で 昔とまったく変わらない、ということです。

    人生は出逢いと別れのくり返しです。
    たいていの別れは いつの間にか痛みも薄れて忘れて行きますが
    いつまでも消えない、心に居続ける 面影があります。

    その面影を残す人は 
    紛れもなく この人生の道連れです。

    そして その胸に残る面影は
    いつもこの胸に語りかけ 問い続けます。

    もっとこうしておけばよかったのではないか、
    もっとできることがあったのではないか、と
    この胸に湧きおこる悔恨の念は
    相手からのメッセージなのかもしれません。

    けれどそういう人に出逢えたということは
    ある意味幸せだと思うのです。

    『雨に濡れていた「サヨナラ」
    遠く滲んでいる

    夢を見ていたんだ
    遠い君の笑顔
    せつないイルージョン』

    たとえまぼろしのように感じられても
    笑顔がこの胸に残る別れであれば
    人は 前に進んでいける。

    五郎さんの歌には
    人生のいろんなシーンに当てはまるような
    色々な世界があり
    どんなときにも
    さりげなくそばに寄り添ってくれます。

    長く歌い続けて来られた
    野口五郎という歌手の凄さは
    ひと言では表現できませんが
    現在進行形ですので
    少しずつ語っていければよいかなぁ、と思っています。

    結果発表!アンケート「佐藤寛さん作品の中でどれが好きか教えてください。」

    アンケートの結果を発表いたしまーす。

    ブログの横に ひっそりと付けてましたので
    気がつかれなかった方もいらっしゃると思います。
    スマホの画面だったら 出てこないですし
    知らなかった方もいらっしゃると思います。
    申しわけありません~~っ。

    アンケートのコメントを
    ご紹介いたします~~っ。

    うんうんと頷づけるコメントもいっぱいですねっ。
    ご参加くださったみなさま~っ
    ありがとうございました。
    あれっ 書かれた方の名前が入っているのもあるー(´∀`*)
    どうもありがとう~~っ。

    尚、一行ごとに違う方のコメントです。
    ありがとうございました!!

    佐藤寛さん作品の中でどれが好きか教えてください。
    [投票期間] 2017/09/03 ~
    ■「愛ふたたび」
    もっとヒットして欲しかった曲、この後の2曲より好き
    カラオケでキーが合い歌いやすいです
    「よ~、と~、は~」をこんな風に素敵に誰が歌える?
    カラオケでよく歌います
    当時より今のほうが、味わいを感じる
    胸がキュンとする青春時代の思い出
    五郎さんならではの声、歌う力、他の人には歌えない
    当時洋楽専門だった私の耳に残った曲、胸がキュンとする
    演歌的ないい味わい
    ■「私鉄沿線」
    なんといってもこれが代表作でしょう!
    全部いい
    世の中の人がこれぞ野口五郎、と聞いて喜ばれる作品。
    ■「美しい愛のかけら」
    五郎ちゃんより年上の私はとてもハマりました
    シングルA面のベスト3に入ります。
    どうしようもなくひきつけられてしまった曲です
    イントロから「かなわない愛なら」までの一連の流れ!
    アレンジも良い
    先日のコットンクラブでも歌って下さいました。
    気持ちが狂おしく加速する。
    ■「女友達」
    今日はこの曲を聴きたい気分でした。
    私鉄沿線は外せませんが、女友達は青春の哀しさです
    私のカラオケの18番です。
    ■「むさしの詩人」
    文学的な歌詞が素敵過ぎ。
    大好きです。どこか懐かしさを感じる曲。
    カックラキンの思い出とともに
    この頃の五郎は、最高に歌が上手かった
    ■「泣き上手」
    約40年ぶりに聞いて昔を思いだした曲です
    ■「青春の一冊」
    メロディがせつなく美しい
    切なさがいいです(Ralph)
    メロディも詞もキュンとなる
    ■「愛の証明」
    なかにし礼さんの貴重なシングル作品。

    「友人“A”へ」野口五郎

    「友人“A”へ」野口五郎
    作詞・伊藤アキラ 作曲・編曲・松井忠重
    1981年発売アルバム「ON THE CORNER」

    このアルバムも残すところこの1曲となりました。

    いつもこのアルバムを見て思うのは

    とにかく なんかよくわからないけれど
    ショックだったなぁ・・・・と思い出します。

    五郎さんの髪の毛がちりちり・・・・
    そして黄色にジャケット・・・・

    私の王子さまの 髪の毛がちりちりに・・・・
    あぁ~~~

    これまでの五郎さんとなんか違う~~~っ!!
    何かきっと
    五郎さん 怒っていらっしゃるんだわ~・・・

    まだ恋も妄想でしかなく
    人生 何も経験していなかった乙女の私には
    そんなことしか思いつかなかったのです。

    五郎さんを自分の中でさらに美化し
    夢ばかり見て妄想に走る自分に

    そうじゃないんだよ、
    違うんだ。

    と 否定された感じ。

    そしてこのアルバムの音楽。

    みんなが抱いているイメージを壊したい。
    そう 思っていらっしゃるように感じたものでした。

    長く歌ってこられて
    今思うのは
    五郎さんは ほんとうに
    ファンの夢や理想に応えてくださった。
    大事にしてくださって
    期待を裏切らなかった。

    そう思うのです。

    そして このアルバムも
    その中で考えると
    もっと世界を広げるため、
    もっと自由に表現するため、の
    1枚だったんだなぁ、と思います。

    この作品も
    「お前にすりゃ・・・」という言葉が
    衝撃的だったなぁ・・・・

    「男にすりゃ女だけの都合と思い
    女にすりゃ男の都合
    自分のことタナに上げて 勝手なことを
    ならべたそのあげく お手上げなのさ」


    当時、夢と妄想に膨らんでいた
    私自身がお手上げになったけれど
    今聴いたら とても面白い。

    すべてをタナに上げて 勝手に騒いで
    恋して泣いたり笑ったりする時期が
    一番面白くて幸せなんだなぁ。
    無責任なんだけど こんな恋もしていないと
    すてきな大人になれないんだもの、
    とか思う。

    だからやっぱり 
    こういう五郎さんの世界もあってよかったな、って思う。


    きっと五郎さんは肩の力を抜いて
    もっと さり気なく
    もっと何げない日常で
    寄り添いたいというお気持ちがあったのかなぁ。


    前に進むためには
    こわしていかなくてはならないこともある。

    だけど不思議と人生というものは
    ふりかえってみると
    壊して進んだつもりでも
    それまでのことを逆に守ったことになっていることもある。
    決して壊していない、というのも 人生である。

    真面目に真摯に向き合っていれば
    すべては良い種となり
    いつかきれいな花が咲く。

    最近の五郎さんを見ていると
    そんなことを感じます。



    ON THE CORNER
    http://tower.jp/item/3340700/ON-THE-CORNER%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E

    <CD収録曲>
    01. 砂の館
    02. 楽天家たちの島
    03. スクランブル・エッグ
    04. 闇
    05. If You Leave Me Now
    06. 卒業
    07. 裏切り小僧
    08. 風のホテル
    09. 友人“A”へ
    10. バレリーナ

    「夢がさめればブルース」野口五郎

    「夢がさめればブルース」野口五郎
    作詞:麻生香太郎 作曲・編曲:山中涼平
    アルバム『PARADE』1982年6月1日発売

    今年、 五郎さんに大きな人生の波が押し寄せており
    五郎さんは たくさんの人の大きな祈りを背負って
    力強く進み続けていらっしゃるわけですが
    誠実に頑張ってこられたことが
    ようやく世の中の人に 理解されつつあるのかなぁ、という感じがします。

    さて、人生、出逢う人が 優しくて思いやりがあり
    感謝の気持ちであふれているならば、

    がんばったことや 努力したことがきちんと報われて
    自分の夢が叶う人生ならば

    ブルースなんていらないんだな~、
    などと思う。(哀)

    五郎さんのイメージからは 少し遠く感じる世界だったけれど

    そうだよね、
    やっばりブルースを歌いたい時だってあるんだよ~、誰だって・・・
    って思う。

    「グラリ砂の城が くずれ ああ・・・・
    信じちゃいけない おとぎ話
    どうせさめる 夢だから」

    時には こんな風に歌ってしまう。

    だけど どうなんだろう。
    信じたものは おとぎ話なのだろうか

    やっぱりすべては崩れていく儚い夢だったのだ、と
    人生の最後に 思わない人生になったらいいな、

    と思う。

    この アルバムでは 型にとらわれず
    いろんな世界を歌われていて
    冒険をされたのだと思います。

    自分の気持ちに正直に
    表現することを
    思いきってされたのだと思います。
    収録作品
    01. 天使(パレード)が街にやってくる (作詞:麻生香太郎 作曲:山中涼平 編曲:山中涼平)
    02. 星型爪環(プチネ) (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    03. 海岸通りの人たち (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    04. 青い鳥逃げた? (作詞:麻生香太郎 作曲:野口五郎 編曲:山中涼平)
    05. 夢がさめればブルース  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    06. 光ある限り君を (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    07. 横須賀タトゥー  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    08. I Love You  (作詞:麻生香太郎 作曲:野口五郎 編曲:山中涼平)
    09. 三叉路  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)
    10. 天使(パレード)が空へ帰って行く  (作詞:麻生香太郎 作・編曲:山中涼平)


    Produced by 佐藤寛、五野洋
    Arranged by 佐藤寛

    <参加ミュージシャン>
    野口五郎(g, vo)、渡嘉敷祐一(ds)、林立夫(ds)、
    岡沢章(b)、後藤次利(b)、
    今剛(g)、矢島賢(g)、芳野藤丸(g)、吉川忠英(g)、笛吹利明(g)、
    山田秀俊(key)、大谷和夫(key)、中西康晴(key)、
    浜口茂外也(perc)、岸義和(tp)、数原 晋(tp, flh)、新井英治(tb)、
    Jake H. Concepcion(sax, cl)、EVE(vo)

    「B1」(初冬) 野口 五郎

    「B1」(初冬) 野口 五郎
    作詞・藤 公之介 作曲・佐藤 寛 編曲・佐藤 寛
    1978.3.15アルバム「飛翔 移りゆく季節の中で」発売

    兄弟アルバム、第三弾です。

    考えてみれば あれから40年・・・・。
    漫談家さんの笑い話ではありませんけれど
    40年も経てば人は変わるわけですが
    人が何と言おうと
    私達には五郎さんの歌があったわけで
    心は永遠の乙女なのでございます。

    否定しないでくださいーーーっ。
    そう思って生きていられることが幸せなのですから。

    そして40年も生きていれば
    本当にいろんなことが起きて
    人生 天国も地獄も
    色々と知ることになるわけですが、

    もう 疲れちゃったわよ、
    とか思う。
    (なんだそれ)

    色々とあったけれど
    最終的には 子どもの頃、そうであったように
    真面目で 品行方正で 優等生で 
    これから先は終わりまで
    胸を張って生きようと気合いを入れ直します。

    結局 人生
    親に逆らうことも出来ず、
    姉に逆らうことも出来ず
    主人に逆らうことも出来ず・・・

    とにかく なにひとつ逆らうことも出来ず
    不良にもならず、
    お酒も飲まず、賭け事もせず、
    言葉も乱れず、
    言いたいことも言わず、
    人を責めることもせず・・・できたから
    どうか天国に行かせてくださいっ!
    などと思う。
    (いや、ちょっと逆らったこともあったけど)

    けれども時には 息が詰り
    やりきれなくて どうしようもない時もあるわけで

    そんな時は 歌の世界で
    一緒に心の中で叫ぶのが一番だと
    私は思っているのです。

    「たかが 人生じゃないか
    たかが・・・・ たかが・・・・ Ah━━━」

    当時は あまり五郎さんに似合わないと思っていました。
    こんなに投げやりにならなくても、と。

    だけど やっぱり
    こういう世界も必要なんです。

    だって人は生きているんだから。
    幸せな時ばかりではないんだから。

    それが人生なんだから。

    五郎さんの歌声も
    力強く 人間らしくて
    現実的で

    こういう世界も
    やっぱりあってよかったな、って思います。

    (収録作品)
    01. シルバー・ヘッドホーン(早春) (作詞:藤公之介 作・編曲:佐藤寛)
    02. 参番館(晩春) (作詞:藤公之介 作・編曲:佐藤寛)
    03. セイラム・ライツ(SALEM LIGHTS)(初夏)(作詞:藤公之介 作曲:野口五郎 編曲:船山基紀)
    04. 雑踏(盛夏)(作詞:藤公之介 作曲:佐藤寛 編曲:船山基紀)
    05. さまよえるマルコ・ポーロ(晩夏) (作詞:藤公之介 作曲:佐藤寛 編曲:船山基紀)
    06. 哀しみの掌(初秋)(作詞:藤公之介 作曲:野口五郎 編曲:佐藤寛)
    07. ストリート・ストーリー(仲秋) (作詞:藤公之介 作曲:佐藤寛 編曲:船山基紀)
    08. 回転木馬(晩秋) (作詞:藤公之介 作曲:佐藤寛 編曲:船山基紀)
    09. B1(ビー・ワン) (初冬) (作詞:藤公之介 作・編曲:佐藤寛)
    10. 滑走路(厳冬) (作詞:藤公之介 作・編曲:野口五郎、佐藤寛)

    飛翔 移りゆく季節の中で GORO & HIROSHI III<タワーレコード限定>
    http://tower.jp/item/3776305/%E9%A3%9B%E7%BF%94-%E7%A7%BB%E3%82%8A%E3%82%86%E3%81%8F%E5%AD%A3%E7%AF%80%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7-GORO-%EF%BC%86-HIROSHI-III%EF%BC%9C%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E9%99%90%E5%AE%9A%EF%BC%9E

    「悲しき鉄道員」野口五郎

    「悲しき鉄道員」 野口五郎
    訳詞・みやざきみきお 作曲・R.Van Leeuwen 編曲・高田博
    1972.2.1発売のファーストアルバム「青いリンゴが好きなんだけど」


    今日もテレビに五郎さんが出ていらっしゃいましたが
    生放送でこれだけ難しい問題について発言するのは
    神経を使い大変なことだと思います。
    とにかく今日の五郎さんの笑顔が見れて嬉しかったのですが
    その分 社会情勢も日々把握しなくてはいけないし
    音楽を作る時間がなくなって また睡眠不足なんだろうなぁ・・・と
    心配してしまいます。

    そして先日は 五郎さんの息子さんもご紹介されていましたが
    ギターのセッションもされて
    五郎さんが音楽の先生の表情になっていらっしゃいましたね。
    そのうちまた 歌声も聴けるでしょうか。
    男の子の声は日々進化していくので
    どんなお声になられたか気になって仕方ありません。

    さて五郎さんのファーストアルバムを聴くと
    素直でありながら ハートにキュン、と響く
    よいお声をされています。
    この頃はハスキーな声でいらっしゃったのだなぁ。

    「悲しき鉄道員」は ショッキング ブルーが歌われた洋楽のカバーですが
    詞の世界は 乙女の心をくすぐる内容になっています、

    このご本家の洋楽は 
    私の姉がレコードを持っていたので
    聴いてみて わぁ いい歌だなぁ・・・と思っていました。
    女性のボーカルなんですけど とても張りのある声ですし 
    哀愁の感じられるメロディです。
    パッと聞いたら 男性が歌っているのか 女性が歌っているのか
    よくわからない感じだったんですけど
    何でも 日本で発売されたレコードは回転速度を速めて
    発売されたとのこと。
    これには驚きました。
    でも 聴いてすぐに心を掴まれるような作品でニクイ演出だ思います。

    当時ヒットした作品とのことで
    五郎さんも楽しんで歌われたのではないでしょうか。

    アレンジは ストリングスも入れられて爽やかさが強まりました。
    アップテンポで
    五郎さんの素朴さや青さがまぶしく感じられるアレンジとなっています。

    昔は 洋楽もいいものがたくさんありました。

    たくさんのカバー曲がありますが
    カバー曲によって 五郎さんの魅力を発見した人も多かったと思いますし
    個性を感じることも多く 心を釘付けにされた人も多かったのでは?と思います。

    他の歌手が歌った歌と "聴き比べ"ができる洋楽というのは
    他との違いが特にわかりやすかったですし
    野口五郎、という歌手の個性も良さも
    聴く人に伝わりやすかったように思います。

    その点で 洋楽のカバー作品ほど
    魅力的に感じる世界もなかったなぁ・・・などと思います。

    収録作品
    青いリンゴ
    好きなんだけど
    陽の当たる家
    君のため僕のため
    青い日曜日
    追憶
    博多みれん
    雪が降る
    太陽が燃えている
    「小さな恋のメロディ」より メロディ・フェア
    この胸のときめきを
    ポールシュカポーレ
    悲しき鉄道員
    卒業」より サウンドオブサイレンス

    「君を求めて」 野口五郎 (2)  

    「君を求めて」 野口五郎          
    作詞・千家和也 作曲・筒美京平 編曲・高田弘          
    1973年3月2日発売B面

    梅雨に入り 雨の歌がとても聴きたくなります。
    今日は この歌が聞きたくなりました。

    オレンジの雨 のB面の作品です。

    前にも一度書きましたがもう一度書きます。
    前に書いた記事はこちらです。
    http://littlegirl5636.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

    雨の日も 星空の日も・・・・
    あなたを失くした悲しみは続いている・・・
    そんな感じでしょうか。

    素直な歌声がすぅ~っと入ってきます。
    五郎さんの歌声は
    人の悲しみに寄り添う優しい声だと
    しみじみと思います。

    そして想いは溢れてきます。

    「君を 君を求めて
     肌も冷めて 倒れる
     愛を 愛を失くした
     深い嘆きを 君は知らない」


    嘆きという言葉は
    悲しみの強い形のように感じます。
    そして悲しみとともに
    「どうして」と問う気持ちがあるように感じます。

    こんなふうに人を愛したことがあるとしたら
    そんな出逢いがあったとしたならば

    たとえ嘆きであったとしても
    生きた上では幸せと言えるのではないでしょうか。

    五郎さんの歌声は
    温かくて どうしようもなく優しいなぁ、と
    この歌声を聴いて思いました。
    なんだか泣けてきました。

    「雨あがりの街」野口五郎

    「雨あがりの街」野口五郎
    作詞・山上路夫 作曲・筒美京平 編曲・筒美京平
    1975年08月01日 GORO! LOVE STREET IN LONDON 「雨のガラス窓 」

    雨の季節に入って
    紫陽花が雨に濡れて輝いています。

    雨に輝く紫陽花をながめながら
    五郎さんと重ねて見つめていることに気がつきました。

    哀愁漂う しっとりと響く歌声。

    私は昔から 悲しい歌の方が好きで、

    というか 悲しい時に
    心を映すような悲しい歌を聴き
    前に進む力にしていたように思います。

    自分なりに
    底まで落ちたらあとは上がるだけと
    知っていたのでしょう。

    そして五郎さんの歌声は
    孤独を満たしてくれる
    慈しみに満ちた歌声で
    私の一人きりの時間を満たしてくれました。

    雨の季節だから
    この歌を聴きたいと思いました。

    この歌を聴いて
    愛って哀しいと思いました。

    一枚でひとつの愛の物語となっていますが
    この終わり方はつらい、と 当時は思っていました。

    だけど長く生きてわかったことは
    壊れるものほど美しく心に残り、いつまでも消えない、ということです。

    そして人を愛した記憶は
    この心をいつまでも熱くして
    幸せな記憶をよみがえらせてくれる。

    この作品はハープやオーボエなどで
    繊細なアレンジとなっており
    胸に染み渡ります。

    「どこへこれからゆこう
     あなたの姿 もう街に見えない
     どこにも」


    このさみしさ・・・・この喪失感・・・

    だけどここから また前を向いて進む。
    人生はその繰り返しなのだなぁ。

    五郎さんの歌声は
    人の心の痛みに そっと寄り添ってくれる歌声です。

    1.雨のガラス窓
    2.さびしい瞳
    3.ときめく胸
    4.あなたの子供
    5.ほほぬらす涙
    6.幸せな家族
    7.僕の子守唄
    8.訪問者
    9.愛すれどさびしく
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    「LOVE SONGを永遠に」 西城秀樹 野口五郎

    「LOVE SONGを永遠に」 西城秀樹 野口五郎
    作詞・あまがいりゅうじ
    作曲・野口五郎
    1993年6月21日放送(NHKふたりのビッグショー)
    【収録】香川県県民ホール

    西城秀樹さんが16日
    午後11時53分、急性心不全のため横浜市の病院で死去されました。
    63歳でした。

    衝撃的なニュースでした。
    あまりにも若過ぎました。
    とても悲しいニュースで 今も悲しみが胸にあふれます。

    26日には 葬儀が行われ
    五郎さんが弔辞を読まれるそうです。
    しっかり立っていられるか・・・心配です。
    抱えきれないほどの想い出が
    五郎さんの中で走馬燈のように駆け巡っていることでしょう。

    2015.10.25、TOKYO FM (全国FM38局)「 ゆうちょ LETTER for LINKS 」の
    秀樹さんに宛てられた手紙の中で五郎さんは
    「共有できたものにしかわからない孤独があった。」
    と表現されていました。

    共有したくても 共有できるものではありません。

    あの激しい嵐の日々を共有できた
    五郎さんにとってかけがえのない同志であり仲間であった秀樹さんが
    亡くなられた悲しみは計り知れません。

    そして ここのところ私は 1993年の NHKの二人のビッグショーを
    しみじみと懐かしく拝見しています。

    この番組があって
    本当に良かった(涙)

    30代のお二人。
    穏やかで優しさのあふれるトーク。
    競い合うのではなく
    お二人でやりたいことを一緒に作った、という感じで
    ほのぼのと暖かいステージになっています。

    そしてトークはお二人ならではの絶妙な間で
    とても楽しくて今見ても 声を上げて笑って
    そしてもう秀樹さんがいない現実に泣けてしまいます。

    五郎さんがギターを持って自分が好きだったという
    「ヘイ・ジュード」を唄おうとすると
    秀樹さんが違う歌を歌われて邪魔をされるのですが
    それがびっくりするほど不自然で 何の歌がわからないんです。
    それが 私のツボにハマってどうしようもなく笑えてしまうのですが
    そういうのを一生懸命されるところが秀樹さんのチャーミングなところです。
    そのあと秀樹さんが「テル・ミー」を歌おうとすると
    今度は五郎さんが 違う歌を歌われじゃまされるのですが めちゃめちゃ自然で 
    このネタは きっと五郎さんが考えられたものだったのだろう、とわかりますし
    二人の会話が とても愛おしく 嬉しく 貴重な時間に感じられます。

    そしてその中で お二人で歌う「LOVE SONGを永遠に」 を披露されています。

    その年秀樹さんは ストップ ザ エイズコンサート という取り組みとして
    大きなテーマの愛の歌というものを作りたくて
    五郎さんに 曲を依頼されたとのことで
    出来上がったその作品をお二人で歌われました。
    それがこの「LOVE SONGを永遠に」です。

    秀樹さんが 「簡単な歌ですから」と言われると
    「俺が作ったんだぞ」と五郎さん。
    こういう ほほえましいやり取りも
    気心知れたお二人の仲であればこそです。

    歌の最後には 子どもたちも登場してみんなで合唱されました。


    「あてもなく さまよい歩くことがある
    ひとりぼっちで
    目を閉じれば 懐かしさがこみ上げて 涙が落ちる
    生きていくことが 辛いと思った時も
    君の瞳がいつも 支えていてくれたね」

    今の五郎さんの心情 そのままではないでしょうか。

    できることならば
    再びのお二人のステージを拝見したかったです。

    今はもう それも叶いませんが
    私たちは 決して忘れません。

    素晴らしいお二人の友情よ 永遠に。

    秀樹さんのご冥福をお祈りいたします。
    秀樹さん ありがとうございました。
    どうぞ安らかに。


    もしよろしければ笑顔ブログに書きました追悼記事
    「秀樹さん 安らかに」もご覧ください。
    http://norieroom.blog121.fc2.com/blog-entry-830.html

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